いっしょにたたかう
一二月一一日、琉球大学法科大学院の高良鉄美教授を講師に憲法講演会を開きました。
五〇人が参加し、予定時間をオーバーする二時間余りにわたる講演で、特定秘密保護法の危険性が明らかになりました。
「悪法を撤廃させるまで断固たたかい続けよう」と確認しあうと同時に、憲法九条を守るたたかいで全国と連携しようと、「石川憲法九条の会」結成も決めました。
(伊波宏俊通信員)
「九条の会」再スタート 北海道・札幌西・手稲健康友の会
当友の会では二〇〇五年に「友の会九条の会」を立ちあげ、「医局九条の会」「西区病院九条の会」とともに、学習講演会やイラクの医師を囲む会などを開催してきました。
最近少し動きが止まっていましたが、特定秘密保護法の成立過程に危機感を募らせ、あらためて呼びかけ人に集まってもらいました。
文化行事の企画やどうやって仲間を広げるかなど、熱い思いを語りあい、力強く再スタートを切りました。
(坂野悠紀子通信員)
バトンを引き継ぐ 新潟勤医協新津総支部
一二月七日、新津地区で「渡されたバトン~さよなら原発」の上映会がおこなわれ、八〇〇人が鑑賞しました。
新潟県巻町の原発建設をめぐって、三〇年もの長いたたかいのすえ住民投票を実現し、原発建設を阻止した実話をもとに映画化されたものです。
折り鶴を折ったり、ハンカチにメッセージを書いて掲げたり、誰でも参加できる創意あふれるとりくみがおこなわれていたことに感動しました。
渡されたバトンをどのように引き継いでいくのか、みんなで話しあいたいと思いました。
(宮本栄子通信員)
憲法を使いこなそう 岡山医療生協芥子山支部
一二月一二日、「平和のつどい」を開き、伊藤真弁護士(伊藤塾塾長)を講師として招き ました。伊藤弁護士は、日本国憲法の成り立ちや基本原理、自民党改憲草案の問題点についてわかりやすく講義。「私たちひとりひとりが憲法を学び、使いこな して主体的に生きることが大切」と強調されました。
(湯原明慧通信員)
庄内町の風車村を見学 宮城・泉病院友の会
一一月五~六日、再生可能エネルギーに力を入れている山形県庄内町を訪ねました。
昔から地域の住民を困らせてきた強風“清川ダシ”を逆手にとって、今では一一基の風車が稼働し、町で使用する電力の半分以上を発電しているとのこと。技 術が未熟だった一九八〇年代に一度失敗したものの、竹下内閣の「ふるさと創生資金」を活用して風車をつくり、本格的な稼働につなげました。
先見性をもつ首長がいる自治体では、時代に先駆けた仕事ができるのだと感動しました。
(広幡文通信員)
いつでも元気3月号No.269より