今月の「いいね!」
当医療生協では、前橋市内だけでも一二〇以上の班会がおこなわれています。職員が地域に出向き、健康相談や体操、趣味の活動などにとりくんでいます。
この度、地域住民や退院する患者さんに活用してもらおうと、「班会マップ」を作成しました。どこでどのような内容の班会がおこなわれているか、一目瞭然になりました。
以前、入院中からリハビリスタッフが働きかけて、退院後の班会利用につなげた患者さんのケースがありました。班会に参加することで仲間ができ、地域でその人らしい生活を営んでいく土台ができたと思います。
安心して住みつづけられるまちづくりのために、ぜひ「班会マップ」を有効に活用していきたいと思います。
(西野竜也)
“通院難民”実態調査 山形・本間病院友の会
通院バスの利用状況を調査しようと、のぞみ診療所の職員と友の会員のペアで農村部や山間地への訪問行動をおこないました。
路線バスの相次ぐ廃止で“通院難民”が増え、友の会バスが命綱となっている地域もあります。調査結果を踏まえて、友の会としてもバスの運行について検討しなおすことにしています。
今回の調査を通じて、二週間で九人の友の会員を増やすことができました。
(渡部英男通信員)
虹のウオーキング大会 医療生協かながわ
一二月一日、「第六回虹のウオーキング大会」を開きました。一〇〇人以上が参加し、鎌倉・材木座海岸と逗子・大崎公園の間を往復しました。
雪を頂いた富士山と江の島をバックに快適な砂浜散歩。心地よい砂の感触が足に伝わり、桜貝を見つけて歓声があがりました。
塩の香りを胸いっぱいに吸いこんで、休憩場所の大崎公園へ。鎌倉から江の島、逗子、葉山まで一望できました。
青空を舞うトンビが音もなく近づき、一瞬のうちに昼食を持っていくというハプニングもありましたが、暖かな小春日和で楽しめました。
(伊藤キクエ)
“おばちゃんパワー”全開 なら健康友の会
友の会のおばちゃんたちはおしゃべり好きで、手もよく動きます。デイサービスのボランティアや健康チェックなど、いろいろな場で活躍しています。
なかでもニュースの発行にはなくてはならない存在です。ある支部では約五〇〇〇戸分を袋づめして宛名シールを貼り、手配り担当者ごとに仕分けします。
各々都合をつけて入れ替わり立ち替わり、ときには手弁当で一日中作業をします。
私たちの活動は、こうした“おばちゃんパワー”に支えられています。
(平井早苗通信員)
いつでも元気3月号No.269より