広がれ仲間の輪
一一月二〇日、地域のケアマネジャーと連携を深めるための「なんでも交流会」を開きました。
八つの居宅介護支援事業所から一四人のケアマネジャーと近隣のちひろ薬局長が参加。こちらからは「訪問診療を開始するにあたって、患者さんの家族関係や 生活背景に関する情報が貴重」「患者さんの認知度の症状に関する情報がほしい」などの意見を出しました。ケアマネジャーからは「複数の医療機関から薬が出 ている場合、ヘルパーが援助しやすくするために薬局で薬の一包化はできるか」「利用限度額を超えたサービスを受けられない方のために、医療機関で服用時間 を調整できるか」などの質問が出されました。
(塚本晴彦)
幅広い参加者で学習会 京都・老人保健施設茶山のさと
一一月二日、京都府栄養士会・歯科衛生士会・介護老人保健施設協会の協力を得て、「食事・栄養とお口の学習会」を開きました。友の会員や利用者のご家族のほか、地域住民や地域支援センター・福祉サービス協会などから三二人が集いました。
栄養士会からは、栄養バランスのとれた食事をとるための工夫について、歯科衛生士会からは、歯の磨き方や“口の元気体操”について説明がありました。
「大変いい経験になった。もっと多くの方に知ってほしい」「調理実習もしてほしい」など、今後の継続を期待する声が寄せられました。今後も地域の方々の ために、民医連内外にネットワークを広げて、活動を続けていきたいと思います。
(床井多恵)
市の文化祭で青空健診 長野・伊那谷健康友の会
一一月一六~一七日、飯田市各地で開かれた文化祭の会場で、青空健診をおこないました。全体で約三五〇人が、骨密度測定と体組成測定を受けました。各地域の友の会員さんが来場した知り合いに声をかけてくれたおかげで、会話の輪が広がり、友の会員も五人増えました。
「拡大・強化月間」の中では、『元気』が班会で四部いっぺんに増えるなど、多くの成果がありました。
(土井祐子通信員)
待合に「友の会コーナー」 岐阜健康友の会
「共同組織拡大・強化月間」を成功させようと、みどり病院の待合に「友の会コーナー」を設置して、お茶のサービスをはじめました。
『元気』や各種署名を置き、東日本大震災復興支援のためのせんべいやげんこつ飴販売もおこなっています。
通りかかる患者さんは「なにをやっとるね?」と興味津々。友の会員さんには無料で大腸がん検診キットをお渡ししています。
(河村彰英通信員)
被災地の力に 福岡・ありあけ健康友の会
一一月二四日、大牟田駅で月二回おこなわれる日曜朝市に、当友の会が初出店。東日本大震災の復興支援に役立てようと、「あまちゃん」「八重の桜」にちなんだお菓子や、会津の喜多方ラーメンの試食販売をしました。
気温四度という寒さのせいかお客さんが少なく、完売はできませんでしたが、残りを米の山病院の玄関などで販売しました。遠く九州の地からも被災地の方々の力になれればと、思いを寄せてとりくみました。
(米村理恵)
各地のとりくみをお寄せください。編集の都合上短くする場合がありますが、三〇〇字で、写真もつけてください。毎月の締め切りは七日ごろです。
いつでも元気2月号No.268より