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いつでも元気

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原発なくせ!

南相馬市を視察 山形・本間病院友の会torikumi266_07

 山形県の共同組織連絡会の研修会で、福島県南相馬市を視察しました。立ち入りが可能になった地域でも、まだ津波の爪跡が生々しく、漁船や自動車が放置されたままのところがありました。
 現地を案内してくれた福島県農民連の亀田俊英会長が、「自宅を見せたい」と小高地区へ案内してくれました。そこは日中しか入ることが許されない地域で、 亀田さんの屋敷内は20マイクロシーベルト(酒田市の500倍)を記録していました。
 政府は「原発事故は収束した」とし、安倍首相は「状況はコントロールできている」としていますが、何の根拠もないデタラメです。政府のいいかげんな対応に、あらためて強く抗議したいと感じました。
(渡部英男通信員)

チェルノブイリの教訓 千葉・船橋二和病院健康友の会

 9月25日、32人が参加して、平和学校第3回講義を聞きました。今年おこなわれたチェルノブイリとフライブルグ(ドイツ)視察をふまえて、小林隆信医師(船橋二和病院)が話しました。
 チェルノブイリでは、原発事故から27年経った今も、30キロ圏内は居住禁止、10キロ圏内は立入禁止とのこと。事故を起こした原発を覆った石棺が劣化 しはじめており、廃炉を担う作業員の不安が続いていることや、周辺で成育する子どもたちに貧血や免疫不全が多く見られることなども語られました。
 また、フライブルグでは市民が自らエコ電力会社をつくり、太陽光やバイオガスなどを使って持続可能な社会づくりにとりくんでいることが報告されました。 フライブルグの市民運動に大いに学ばなければいけないと思いました。
(柏木文代通信員)


各地のとりくみをお寄せください。編集の都合上短くする場合がありますが、三〇〇字で、写真もつけてください。毎月の締め切りは七日ごろです。

いつでも元気12月号No.266より