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いつでも元気

いつでも元気

憲法を柱に

生存権は譲れない! 徳島県民医連torikumi266_04

 九月八日、「生存権裁判を支えるとくしまの会(仮称)」の結成総会を開きました。民医連から一六人、全体で八〇人が参加しました。
 結成総会後、井上英夫・金沢大学名誉教授が講演。憲法二五条の意義を述べながら、「生活保護・生存権を守るたたかいは、日本国憲法を忠実に守る社会をつ くることにつながる」と解明しました。また、基本的人権は「人類の多年にわたる自由獲得の努力の成果」(九七条)であり、「国民の不断の努力によって、こ れを保持しなければならない」(一二条)と述べ、たたかって守るだけでなく、より発展させていく必要があることが語られました。
(山本浩史)

励ましと希望を受けとる 宮城・大崎健康福祉友の会古川支部

 九月二九日、当支部の第二六回健康まつりを開催し、一〇〇〇人を超える方々が集いました。
 地元の古川第二小学校六年生たちの元気いっぱいの「二小ソーラン」で開幕し、古川在住の中嶋信・徳島大学名誉教授(農学博士)が記念講演。「今の日本で は、健康で文化的な生活を営む権利が侵害されている。とくに東日本大震災の被災地に、日本の病弊が先行してあらわれている。それを正すうえで、友の会への 期待は大きい」とのお話は、日頃の友の会活動に励ましと希望をあたえるものでした。
 続いて、地域でコンサート活動をしている「めだかの兄妹」の歌声や、子どもたちの太鼓集団「高倉蘖(ひこばえ)太鼓」の演奏などを楽しみました。
 当日、新しい友の会員を三人迎えることができました。
(近江寿通信員)

活動交流集会に366人 北海道・道南ブロック友の会

 九月二八~二九日、北海道民医連の「全道活動交流集会in函館」が開かれました。全道各地から三六六人の友の会員と職員が参加しました。
 一日目の全体会で記念講演をした伊藤千尋さん(朝日新聞記者)は、世界から見た日本国憲法の輝きを紹介し、「今こそ憲法を活かそう」と力強く呼びかけました。
 二日目は、一一の分科会にわかれて経験を交流。地元水産関係者や平和委員会の協力を得て、「函館のいか漁業の実態とIT」「函館の要塞の探索」というユニークな“動く分科会”も実施されました。
(舩木幸子通信員)

憲法を考える学習会 徳島健康生協

 九月二五日、三〇人が参加して、憲法を考える学習会を開きました。犬塚竜也弁護士を講師に、「現憲法がどのような歴史で作られたのか」「自民党は憲法をどのように変えようとしているのか」などについて学びました。
 参加者からは「憲法改悪のねらいを周りにもっと伝えたい」「九条宣伝をしっかりやらなくては」などの感想が出されました。
(石川弘和通信員)


各地のとりくみをお寄せください。編集の都合上短くする場合がありますが、三〇〇字で、写真もつけてください。毎月の締め切りは七日ごろです。

いつでも元気12月号No.266より