みんなで学ぼう
六月二二日、「ランニング講座」を開きました。講師は土庫病院消化器病センターの稲垣水美医師。専門は大腸肛門科ですが、中学生のときに全国都道府県対抗女子駅伝に宮城県代表として出場したという経歴の持ち主です。
一〇代から七〇代までの友の会員一八人が参加。ランニングの効果や走り始めるときの注意点、「走り慣れてきたらマラソン大会に参加してみよう」など、と てもわかりやすい内容に、参加者は満足の様子でした。
今回は講義だけでしたが、次回以降は実技も取り入れてみたいと考えています。
(西本高志)
サプリメントの効果は? 東京・三多摩健康友の会
七月二五日のお茶会で、サプリメントについて学びました。「感じの良い俳優が宣伝 しているけれど、本当に効くの?」──みなさんの周りには、このような疑問をお持ちの方はいないでしょうか。多摩薬局からサプリメントアドバイザーの資格 を持つ薬剤師と、糖尿病療養指導専門薬剤師を講師として招きました。講師たちは参加者からの質問攻めにあい、三〇分の予定を超えて二時間近くにわたって話 が尽きませんでした。
結論としては、「医薬品は治療の効果が確かめられているのに対し、健康食品やサプリメントの効果は不明」とのこと。「今後も質問があったら、どんどん聞いてください」と、講師たちは締めくくりました。
(小林真理子通信員)
子どももいっしょに 福岡・北九州健康友の会小倉南支部
若い母親たちが中心の「のぞみ班」で七月三一日、三回目の班会をおこないました。歯科衛生士を講師に招き、幼児の口腔ケアについて話していただきました。
歯の生え方、虫歯の原因、歯磨きのポイントなどが話題になり、質問も活発に出されました。夏休み中の子どもたちもいっしょに参加し、とてもにぎやかな班会でした。
(福吉真知子)
視覚障害者への接し方を学ぶ 北海道・道南ブロックきずな健康友の会
七月二三日、一一人が参加して「視覚障害者への接し方」講習会を開きました。「函館視力障害センター」から講習会についての案内が届き、役員会で開催を決めたものです。
視力障害と一言でいっても、障害の種類や程度、見え方は多様であることがわかりました。体験ゴーグルを着用して不自由さを実感したり、アイマスクを着用 した仲間を安全に誘導する移動介助の方法を学んだりしました。
講師の方は、「視力障害者に対する理解を深めることは、誰もが住みやすい社会の実現につながります」とおっしゃっていました。
(大田夏美)
真夏の肉焼き会 群馬・利根中央病院
八月一七日、当院の研修医たちが主催して“真夏の肉焼き会”を開きました。医学生実習やマッチング(医師の研修先を決める活動)が集中する時期に、お互いの交流を深めようと企画したものです。当院の医師・研修医、研修医のOBや医学生など三二人が参加しました。
とれたてのトマトやトウモロコシ、スイカなどの差し入れが組合員さんから届き、医局からも高級なお肉と地酒を提供。参加した医学生は、「先輩の医師や組 合員さんと交流でき、あらためて地域医療の大切さを実感した」「病院の雰囲気の良さを感じ、他大学の学生とも交流が深まって楽しかった」などと語ってくれ ました。
(丸山和希)
各地のとりくみをお寄せください。編集の都合上短くする場合がありますが、三〇〇字で、写真もつけてください。毎月の締め切りは七日ごろです。
いつでも元気10月号No.264より