たまり場つくろう
地域のコミュニティーセンターを利用して、「ふれあい昼食会」を立ち上げました。日中独りまたは二人で過ごしている高齢者を主な対象に、月一回開きます。
初回は八人が参加しました。「栄養士さんにカロリーを計算して作ってもらえるなんて、うれしいわ。薄味でおいしかったよ」「初めてお会いした方ばかり だったけれど、参加して良かった」などの感想が寄せられました。さらに何人かをお誘いして、支えあいながら友の会の輪を広げていきたいと願っています。
(宮本栄子通信員)
「気になる会員訪問」開始 京都・吉祥院健康友の会
当友の会では、みんなが集えるたまり場「カフェきち」を、毎週金曜日にオープンし ています。班会や懇談会も活発におこなわれ、いつも大勢の人が集まります。たとえば、五月には「健康教室~熱中症について」「DVD『シッコ』をみて TPPについて考える」「保健学校~東洋医学でみんな元気」「福祉用具見学・体験会」などを企画しました。
かねてよりやりたいと思っていた「気になる会員訪問」も、委員会を立ち上げて訪問活動を開始。今後も住みやすい地域をつくるため、学びながら楽しい行事にとりくんでいきたいです。
(澤田妙子通信員)
板垣さんの講演を聴いて 東京・三多摩健康友の会
五月一二日、第二回立川健康まつりがおこなわれました。
「無縁社会から、きずな社会へ」と題して、NHK報道局社会部チーフ・プロデューサーの板垣淑子さんが講演。「無縁社会~“無縁死”三万二〇〇〇人の衝 撃」で、菊池寛賞を受賞した方です。熟年離婚を経験し、家族・親類との縁も切れ、思い出の場所で涙を流す男性の映像には、胸がしめつけられました。
立川相互病院の近くで相次いで孤独死が起きたことも、記憶に新しいところです。ボランティア室では二月から、お茶とお菓子を用意して、たまり場づくりを しています。五月からは月一回を三回に増やしました。
「公園で独りで座っているあの方も誘ってみよう」「『どなたでもお入りください』という看板にしたら」「すてきな名称をつけよう!」という声もあがっています。
(小林真理子通信員)
「子育てママの班会」結成 福岡・北九州健康友の会小倉南支部
『元気』1月号に掲載された「子育てママの班会」(「まちづくり」連載)に大いに刺激を受けました。当支部でも「子育て中のお母さんたちが集まれる場をつくろう」と声をかけ、一五人が集まりました。
初回は管理栄養士を講師に「食品添加物とみそ汁の塩分チェック」、二回目は保育士を講師に「子どものしつけについて~自我のめばえ」の学習会をおこない ました。質問や相談したいことがたくさん出され、あっという間に二時間が過ぎていきました。
隔月で開き、“こころのより所”になれるようにがんばっていきます。
(美濃部恒子)
各地のとりくみをお寄せください。編集の都合上短くする場合がありますが、三〇〇字で、写真もつけてください。毎月の締め切りは七日ごろです。
いつでも元気8月号No.262より