花を愛でながら
名南ふれあい病院の花壇作りをして二年半。友の会員や病院のボランティアさんが育てた色とりどりの花が、今年も所狭しと咲いています。
今の季節は芝桜、十二単衣、うの花、フリージア、パンジー、ダリア、ミニあやめなど。これからの季節は、紫陽花、マーガレット、紫蘭、ユリオプスデージーなどです。
陽気も日に日にあたたかくなってきました。病院の患者さんたちが散歩がてら花壇に近寄り、「この花は何?」などと会話する姿を想像すると、花の世話をし ている友の会員やボランティアさんの苦労も吹き飛びます。
(伊東繁)
早春を堪能 山形・本間病院友の会
今年の春は天候不順で、四月になってもなかなか好天に恵まれませんでした。当友の会浜田支部では、天気予報を見ながら「好天をねらってハイキングに行こう」と計画。一〇人が参加して、鶴岡市の高館山に行きました。
標高三〇〇メートルに満たない里山ですが、麓の池がラムサール条約に登録されており、山野草も豊富です。ちょうどカタクリが満開で、いろいろな花に出あ うたびに「この花の名は何?」と、のんびりゆっくり二時間半ほどのハイキングで早春を堪能しました。
(渡部英男通信員)
かれんな水芭蕉 福島医療生協渡利支部
当支部ウオーキングサークルは、毎月近くの野山を歩いて楽しんでいます。四月は「こけしの里・土湯温泉」へ出かけました。
お目当ては水芭蕉です。群生地の仁田沼に着くまで、小鳥のさえずり、沢のせせらぎ、柔らかな太陽の光、木々の芽吹きに、春を充分に満喫できました。沼地 にひっそりと咲く水芭蕉のかれんな姿にすっかり魅せられ、何枚も写真を撮りました。
相次ぐ原発のトラブルで不安な毎日を送っている私たちに、放射能のことを忘れさせてくれたひとときでした。
(佐藤典子)
各地のとりくみをお寄せください。編集の都合上短くする場合がありますが、三〇〇字で、写真もつけてください。毎月の締め切りは七日ごろです。
いつでも元気7月号No.261より