被災地より
4月4日、塩釜市の仮設住宅で健康相談会を実施しました。12回目とあって知り合いもでき、健康相談のほか、生活についての情報も交換しました。集会所に来られない方には、訪問もおこないました。
4月21日には、七ケ浜第一スポーツ広場仮設で、岡山民医連の有志の方々と地元の餃子屋さんの協力で炊き出し交流会をしました。餃子、豚汁、おにぎりを ふるまい、当院の合唱団「セデス」の歌声が響き、参加者も口ずさんでいました。
(佐藤久通信員)
「核害の街に生きる」 山形・酒田健康生協
3月16日、郡山医療生協の宮田育治専務を講師に、「核害の街に生きる」と題した講演会を開きました。
62人が参加して、「マスコミからは知り得ない切実な実態を知りました。福島を元通りに戻すだけでなく、原発をなくさなければ」「未来の子どもたちのた めにがんばっていることを、国民みんなが共有していければいい」などの感想が寄せられました。
核兵器と原発は、人類と共存できません。経済や便利さではなく、いのちが大切にされる社会への転換が必要です。
(渋谷哲哉)
各地のとりくみをお寄せください。編集の都合上短くする場合がありますが、三〇〇字で、写真もつけてください。毎月の締め切りは七日ごろです。
いつでも元気7月号No.261より