リハビリ患者が指揮者復帰
全国で指揮者として活動してきた加藤晃さん(46) は、二年前に脳出血で左片麻痺になりました。当院に入院したあと、外来リハビリに通いながら指揮者への復帰を目指してきました。
二月二四日、加藤さんご自身が代表を務める「アンサンブルNOVA」を指揮して、復帰を果たしました。リハビリスタッフや闘病仲間が駆けつけ、暖かい雰囲気のコンサートになりました。
「脳卒中患者の復職は多いけれど、実際にその場面に立ちあう機会は少ない。演奏者の中でき然と指揮していてよかった」などの感想が聞かれました。今後もリハビリの仲間として支えていきたいと考えています。
(中野友貴)
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いつでも元気6月号No.260より
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