震災から2年
三月一一日、当院と健生会友の会との共催で、「大災害に立ち向かう学習会」を開きました。
東日本大震災の直後に、被災地へ救援に入った下林孝好医師が講演。下林医師は災害への医療的な対応や、当院の職員一六〇人が参加した「大規模災害対応訓 練」などについて説明しました。また、地域のみなさんには、「三日分の水と食糧の備蓄、日ごろの訓練と冷静な対応」を求めました。放射線技師の室田智郁さ んからは、原発のリスクやコストの問題、被災者健診や被災者支援のとりくみについて報告がありました。
(高崎大史)
北海道からもエール 北海道・道南ブロック きずな健康友の会
三月一一日、「東日本大震災被災者支援のつどい」を開き、五〇人が集まりました。
原発事故後、妊娠中の娘と孫二人を連れて東京から避難してきた女性のお話を聞き、DVD「未来への決断~ノーモア原発~」を見ました。
前日から準備したおにぎりや豚汁、おしるこなどを売り上げ、三万円超を福島の浜通り医療生協に送ることができました。
(大田正春)
ミニバザーで支援 静岡健康友の会
三月二六日、被災地支援と友の会活動のアピールを兼ねて、ミニバザーをおこないました。野菜や果物、赤飯や栗おこわなどが短時間で完売しました。また、編み物や絵手紙、川柳など各サークル班の展示や、喫茶コーナーもにぎわいました。
売り上げは、福島の子どもたちを招待する静岡民医連の企画(八月)のために使われます。
(服部憲幸)
各地のとりくみをお寄せください。編集の都合上短くする場合がありますが、三〇〇字で、写真もつけてください。毎月の締め切りは七日ごろです。
いつでも元気6月号No.260より