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いつでも元気

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学びを力に

「生活保護を巡る危険な情勢」 石川・金沢北健康友の会torikumi259_02

 生きがいセンター「まつもとてい」では、「生活保護を巡る危険な情勢」と題して、伍賀道子さん(城北病院ソーシャルワーカー)を招いて学習会を開きまし た。伍賀さんは「生活保護基準引き下げを突破口に国が狙っていること」を語り、「貧困の連鎖、子どもの貧困が一番危惧される」と訴えました。
 参加者からは、「灯油代が値上がりしているので、暖房をがまんしている」「テレビが壊れたので中古品を買ったら、生活費がきつくなった」「厚労大臣にFAXで意見を送ろう」などの声があがっていました。
(藤牧渡)

「生存権裁判」って? 愛媛医療生協

 当医療生協の社保学校で、「社会保障・税の一体改革と生存権裁判」と題して、鈴木靜・愛媛大学准教授に講演していただきました。
 生活保護の老齢加算を削られ、「人とのつきあいを断り、ささやかな楽しみも得ることができなくなっている」受給者の実態や、この間のマスコミ報道の異常 さなどが語られました。さらに、「自助や共助ばかりが強調されると、生活保護を受給しにくくなり、生活苦がますます増える。国民生活に大きな影響をあたえ る公助の切り下げに反対し、憲法二五条を守らせる運動を強めましょう」と訴えられました。
(池本猛通信員)

朝日氏の講演に納得 長野・伊那谷健康友の会

 二月一六日、飯田女子短期大学にて、長野県民医連の「第一六回共同組織活動交流集会」が開かれました。
 全体で四六〇人余りが参加して、朝日健二氏(NPO法人朝日訴訟の会理事)の記念講演に耳を傾けました。朝日訴訟を振り返っての解説に加えて、「生活保 護基準は、最低賃金や課税基準などに連動している。生活保護の老齢加算削減に反対する『生存権裁判』などを通して、権利としての社会保障を勝ちとりましょ う」と述べられました。
 午後の分科会では、過去最高の演題数で活発な意見交換がおこなわれました。
(土井祐子通信員)

出前講座で介護保険学ぶ 宮城・大崎健康福祉友の会

 当友の会古川支部の三ブロックで二月二〇日、介護保険制度についての学習会を開き、四〇人が参加しました。
 大崎市の介護課職員の高橋さんを招き、介護保険制度のしくみやサービスなどについてお話ししていただきました。
 参加者からは、「高齢者は複雑な制度を理解するのは難しいので、市はもっと地域に出て、制度についてわかりやすく説明してほしい」「市にある介護施設の 利用料などを載せた一覧表がほしい」など、活発に質問や意見が出されました。
(平沢勇喜通信員)


各地のとりくみをお寄せください。編集の都合上短くする場合がありますが、三〇〇字で、写真もつけてください。毎月の締め切りは七日ごろです。

いつでも元気5月号No.259より