みんなで学ぼう
ワクチンについて学ぶ 静岡健康友の会
一月一九日、静岡市北部にある美和地域で新年班会を開き、二一人が参加しました。
診療所の澤瑞看護部長が、「肺炎球菌とワクチン」について紙芝居を使ってわかりやすく話してくれました。「高齢者は肺炎で死亡することもあるので、ワク チン接種が必要」「ワクチンを一度接種すればほぼ生涯有効」「接種料が高いので補助金を出している自治体もあるが、静岡市は出していない」など、いろいろ なことを知りました。
続いて静岡市議から「市の国保料が政令市二〇市中、最高になった。税金の使い方を工夫すれば、国保料の値下げは充分に可能」との話がありました。
「肺炎球菌ワクチンの助成を求める署名」と「国保料引き下げを求める署名」をたくさん集めようと話しあいました。
(新村由美子)
「くすりQ&A」を学習 山形・至誠堂総合病院
一月二五日、いきいき会の班会で、「窓口でよく聞かれるくすりQ&A」と題したお話をしていただきました。
わかば調剤薬局の薬剤師に講師をお願いして、「薬をお茶といっしょに飲んではいけないの?」など、よくある質問について学習しました。
また、サプリメントの効用について、「効く」「効かない」で大変盛り上がりました。講師は「サプリメントは医薬品ではなく栄養補助食品です。飲んでいる 薬との相性が悪いものもあるので、医師や薬剤師に相談したほうがいい場合もあります」とコメント。
参加者から「普段疑問に思っていることを聞けて、大変良かった」などの感想が寄せられ、好評でした。
(佐藤琢)
健康班会の一番人気 岐阜健康友の会
最近の健康班会の一番人気は、骨密度測定です。みどり病院の放射線技師が、測定器を持って地域の集会所に出かけます。
多いときは、測定のために四〇人が列をつくることもあります。測定したあとは、骨粗しょう症の予防法についてお話しします。
「健康寿命を延ばしたい」という関心が高いことがうかがえます。みなさんの地域でもやってみてください。
(加藤久美子通信員)
風雲急! TPP 大阪・阪南医療生協
一月二四日、「TPPと医療」についての学習会を開きました。二〇代の職員が講師になり、アメリカや推進派のねらいを解説。「混合診療とは?」など、詳しい資料でわかりやすく説明され、国民皆保険制度を守ることの大切さを実感しました。
(桑田智子通信員)
各地のとりくみをお寄せください。編集の都合上短くする場合がありますが、三〇〇字で、写真もつけてください。毎月の締め切りは七日ごろです。
いつでも元気4月号No.258より