歴史の真実に迫るツアー
奈良・健生会
健生会の「全職員制度教育」の一環として12月13日、「『建国の聖地』の真実に迫る」と題したフィールドワークをおこないました。23人の職員が参加しました。
橿原市平和委員会副会長で当友の会員でもある樽井幸一郎氏にガイドを務めていただきました。地元でも「橿原神宮や神武天皇陵は古代からある由緒正しい場 所だ」と思っている方が多いのですが、実は違います。橿原神宮は1890年(明治7)の創設、神武天皇陵も1863年の“築造”で、しかも両方とも紀元 2600年(昭和15)記念事業で拡張整備された、ごく最近のものなのです。
参加者からは「このような機会がなければ知りえなかった真実です」「歴史を歪めようとする動きに敏感でありたいものです」などの感想が寄せられました。
(高崎大史)
各地のとりくみをお寄せください。編集の都合上短くする場合がありますが、三〇〇字で、写真もつけてください。毎月の締め切りは七日ごろです。
いつでも元気3月号No.257より