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古布を再利用 北海道・十勝勤医協稲田北友の会
一〇月二日、もめんの古布を持ち寄って恒例の布切りをしました。使いこんだシーツや衣類は柔らかく肌になじむので、患者さんや高齢者の介護に大変重宝します。
一八センチ角に切った布は、帯広病院と老人保健施設に届けます。受け取ってくださる看護師さんの喜ぶ顔が、これまで長く続けられた秘けつです。ある参加 者は「捨ててしまえばただのボロ切れも、きれいに洗って再利用すればみんなが喜ぶ最高のエコだよね」と。
一時間半ほど作業をした後はコーヒータイム。今年の日本母親大会で披露された、原発に関する構成劇のDVDを観賞し、「原発ゼロ」に向けた署名の大切さを語りあいました。
(平麗子)
スーパーの店頭でチェック 大阪・阪南医療生協
九月二七日、旭町支部で青空健康チェックにとりくみました。
支部の役員六人と職員三人が参加。地元スーパーの店頭をお借りして、血圧測定や体脂肪チェックをしながら、食生活の話をしました。「この二?三年間、健 診を受けていない」という方にも出会い、健診の重要性を訴えました。
日曜健診や健康まつりのお誘い、「原発ゼロ」の署名にもとりくみ、多面的に生協活動を知らせる機会になりました。
(島津映美)
「ニュース」見せあい交流 神奈川・川崎医療生協
九月二〇日、支部ニュース交流集会を開き、二七人が参加しました。
「読まれる新聞をめざして」の講義を受けたあと、お互いのニュースを見ながら、編集の工夫や悩みなどを出しあいました。
機関紙コンクール(日本機関紙協会県本部主催)の結果発表もありました。「保育園が発行する新聞のようでほっとする」と評価を受けた観音支部。子育て中のお母さん二人が作っているとのことで、一同納得。
当医療生協では、三五支部が毎月ニュースを発行し、手配りで組合員に届けています。この交流集会を、学びあいと交流ができる、励ましの場にしていきたいと思います。
(小林映子)
切実な要求ぶつける 東京・健友会
九月七日、健友会も参加する中野社会保障推進協議会は、区との対話集会(交渉)を開きました。
介護保険の生活援助の時間が短縮された問題で、「調理する時間がなくなり、配食弁当に変えざるをえなくなった」「リウマチ患者さんは食事に時間がかかる ため、時間内で配膳や片付け、トイレ介助までできなくなった」「ヘルパーのサービス残業が発生したり、減収となった」などの事例を伝え、必要なサービスが 確保できるように区としての対応を求めました。
また、国保料の滞納が二万二〇〇〇世帯にのぼるにもかかわらず、減免適用が二〇一一年度で八件と少ないことを指摘。加入世帯に配布する「国保ガイド」で減免制度を周知するなど、内容の改善を約束させました。
(塚本晴彦)
各地のとりくみをお寄せください。編集の都合上短くする場合がありますが、三〇〇字で、写真もつけてください。毎月の締め切りは七日ごろです。
いつでも元気12月号No.254より