学んでいきいき
「脳いきいき5か条」って? 岡山医療生協芥子山支部
九月一一日、「認知症予防と脳いきいき体操」をテーマに保健講座をおこないました。
組織部の職員を講師に、二一人が参加して「脳いきいき五か条~食・動・楽・知・休」を学びました。「食」は野菜と魚中心の食事を、腹八分目によく噛んで 食べる。「動」は軽く汗ばむ程度、散歩などの運動をする。「楽」は一日一回以上、誰かに話しかけたり、頭や指先を使った趣味を楽しむ。「知」は買い物でお つりを暗算したり、新聞を音読する。「休」は三〇分程度の昼寝をしたり、リラックス体操でストレスを解消する。
みんなで役割を分担することで、班会の運営自体が「脳いきいき体操」になると指摘されました。(湯原明慧通信員)
カルシウム摂取を自己採点 福岡・ありあけ健康友の会
九月一四日、あかまんま班の班会で健康講座を開きました。米の山病院の田渕大樹研修医が、「毎日コツコツ骨づくり」をテーマに話しました。
参加者がそれぞれ「食生活におけるカルシウム摂取チェック表」を自己採点。結果は、三六点満点中一〇点未満の方がたくさんいらっしゃいました。日ごろの カルシウム不足を痛感し、骨粗しょう症予防の重要性をあらためて認識しあいました。
(田中秀明)
人生の成熟期を楽しく 京都・中・右京健康友の会
当友の会安井支部は九月二七日、『元気』読者会を開き、二七人が参加しました。
年金者組合右京副支部長の藤井進氏(僧籍)を講師に、「老病死の生を学び、併せて葬式と墓の問題を考える」と題して講演していただきました。藤井氏は 「高齢者は単なる老衰期ではなく人生の成熟期。好奇心や興味・関心、やる気をもって生きていこう」と強調しました。
また、「格差と貧困」や「人間関係の貧困化」を背景に、葬儀が簡素化されている現状を指摘しました。
参加者からは、「宗派を変えてもいいのか」「仏壇はどんな意義があるのか」などの質問が出されていました。
(田辺和己)
生活保護をテーマに学習 兵庫・尼崎医療生協
九月八日、予算編成に向けて重大な局面を迎えている生活保護をテーマに学習会を開きました。職員と組合員あわせて六八人が参加しました。
全大阪生活と健康を守る会連合会の大口耕吉郎・事務局長が講演。貧困とは何か、社会保障制度とは何か、生活保護の理念と課題についてわかりやすくお話ししていただきました。
参加者からは「生活保護をめぐる現実が、マスコミなどで報道されている情報と大きく違っていた」「年金や社会保障のあり方にこそ問題意識を持つべきだと気がついた」などの感想が寄せられました。
(荒川聡子)
各地のとりくみをお寄せください。編集の都合上短くする場合がありますが、三〇〇字で、写真もつけてください。毎月の締め切りは七日ごろです。
いつでも元気12月号No.254より