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いつでも元気

いつでも元気

がんばりどころ!

驚異の17万人集会 千葉健生病院健康友の会

torikumi252_02 七月一六日、代々木公園で開かれた「さようなら原発一〇万人集会」に、職員と友の会員一六人で参加しました。朝から猛暑で、集会は汗と熱気に包まれていました。
 呼びかけ人の大江健三郎さんや瀬戸内寂聴さんなどから発言があり、原発立地県からの現状報告もありました。老若男女、外国人も含めた「原発反対」という 切実な思いと行動の高まりが、一七万人という驚異の大集会になったのだと思います。
 暑い空を仰ぎ見ながら、広島・長崎に原爆が投下された日のことを想起しました。人々はどんなに熱く、苦しかったことでしょう。原発事故の被災者に対して 胸を痛めつつ、「原発はいらない」という抗議の声をあげました。
(山川久子通信員)

「日本の青空」と脱原発 京都・吉祥院健康友の会

 七月一六日、一七万人が集った「さようなら原発一〇万人集会」に参加しました。
 前日には、今秋製作される映画「日本の青空III~渡されたバトン」の脚本家・ジェームス三木さんの講演を聞き、「経済効率よりも、どのように生きる か、先祖から受け継いだ生命や文化をきっちり子孫に残すことが大切」とのお話に感銘を受けました。
 多くの国民が叫んでいる「原発なくそう」のコールを、金で動く政治家、被害をまきちらして反省もしない電力会社はどう考えているのでしょうか。パレード で叫んだ「原発いらない」などのコールは、いままでにないリズム感が良かったと思います。
(澤田妙子通信員)

被災地のとりくみ学ぶ 鳥取医療生協

 七月二六日、当医療生協の大学習会を開きました。郡山医療生協の宮田育治・専務理事と、放射線防護の専門家でもある米子医療生協の田中文也・専務理事を講師に迎えました。
 宮田氏は、この間の復興へのとりくみと放射能対策について報告。(1)福島原発廃炉に向けた署名活動、(2)子どもたちの保養企画への支援、(3)医 師・看護師など職員体制への支援、(4)食品放射線測定器の購入支援などを訴えました。
  田中氏は、「地震大国の日本に原発は必要ない。新しいエネルギー政策を考え、原発を廃炉にすべきだ」と強調しました。
 三三四人の参加者からは、「脱原発のとりくみがいかに重要か、あらためてわかった。できることから協力していきたい」などの感想が寄せられました。 (村口真琴)

震災を風化させない 島根・出雲医療生協大社支部

 七月一二日、『元気』の読者会を開きました。昨年五月に岩手の被災地へ支援に行った理学療法士の妹尾さんと、ことし三月に全国ジャンボリーで宮城に行った足立さんの報告を聞きました。
 海岸沿いに住む者として、身につまされる報告でした。島根は県庁所在地に原発があり、活断層が街を抜けて稲佐の浜の海岸近くまで通っているのです。
 津波が押し寄せたという記録はこの数十年ありませんが、まさかのときに逃げのびる場所は奉納山という小さな山があるだけで、高い建物などもありません。
 震災から復興に向かって日々奮闘しておられる被災者のみなさん、支援活動に励んでおられる医療従事者のみなさんに思いを馳せながら、「忘れないこと」を胸に刻んだひとときでした。
(祝部ツナミ)

音楽フェスに連帯 千葉健生病院健康友の会

 七月八日、幕張メッセにおいて脱原発の音楽フェスティバル「NO NUKES 2012」が開催されました。当友の会平和部ではこれに連帯して、最寄り駅付近での署名行動を計画しました。
 小雨が混じる天候のなか、五人が参加。手作りのポスターを掲げ、大きな声で元気よく訴えました。一時間で四二人分の脱原発署名と四三人分の平和署名が集まりました。
 全国各地から集まった方々と声を交わし、みんなが元気をもらったとりくみでした。
(南雲一吉)


各地のとりくみをお寄せください。編集の都合上短くする場合がありますが、三〇〇字で、写真もつけてください。毎月の締め切りは七日ごろです。

いつでも元気10月号No.252より