地域に目をこらす
大学内で健康チェック 兵庫・姫路医療生協
六月六日、兵庫県立大学生協と協力して、大学内で健康チェックをしました。ここ数年間続けているもので、学生や生協の職員など合計一〇〇人以上の方が受け てくれました。学生たちは「一番骨密度が高いぞ!」「四〇歳の骨密度やて」など、友人と見比べながらワイワイと楽しそう。
医療生協と大学生協とが力をあわせてできることはないか? このような問題意識で企画を継続していけたらと思っています。
(岸本守通信員)
お茶処「たんぽぽ」開店 東京・三多摩健康友の会昭島支部
六月一四日、お茶処「たんぽぽ」が初日を迎えました。在宅クリニック昭島相互の三階で、毎週木曜日に開きます。
開始から一時間もすると、用意した二〇席は早くも満席の大盛況。スタッフが笑顔で迎え、お茶とお菓子で接待します。来場した友の会員さんは、「一日中家 にいると誰とも話をしない日もあるので、こういうところがあるとうれしい」「診察のあと薬局に寄って帰るだけだったが、今後はクリニックに来るのが楽し み」などと話してくれました。
(杉崎健一)
まちの改善要望実る 岡山医療生協芥子山支部
五月に岡山市東区役所に要望書を提出していた件について、きれいに工事が完了しました。要望したのは、1バス停表示の書き直し、2バス停の段差にスロープを設置、3危険な曲がり角に注意を促す看板の設置、4歩道に残った邪魔なガードレールの撤去、などです。
当支部くらしの委員のほか、地元の町内会長さん、交通安全対策協議会の会長さんなどの署名をいただいたのが功を奏したのでしょうか。すばやい改善に連帯の力を実感しました。
(湯原明慧通信員)
泣き笑いの25年 石川・西健康福祉友の会
六月一七日、一二〇人以上が参加して友の会総会を開きました。前身の金沢リハビリテーション病院初代院長の川西徹郎先生が「二五年の歴史を振り返って」と題して講演しました。
「金沢西方面に病院が必要」との声で運動が始まり、一九八六年金沢リハビリテーション病院は設立されました。この名前にこだわってリウマチのセンター的 役割を担いつつ、地域医療をがんばってきた病院です。開院から五年後には、ボランティアグループ「カナリヤ会」も発足。九三年には特養ホーム「やすらぎ」 が開設しました。
いろいろな運動があり、泣き笑いの二五年の中で、川西先生自身の健康に関わる話も出て、健康の大切さが身に染みました。
(松村和子通信員)
各地のとりくみをお寄せください。編集の都合上短くする場合がありますが、三〇〇字で、写真もつけてください。毎月の締め切りは七日ごろです。
いつでも元気9月号No.251より