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いつでも元気

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平和をリレー

肥田先生の映画に862人 埼玉・浦和民主診療所

torikumi251_02 六月二二日、医療生協さいたま中部地域と埼玉映画文化協会の共催で、映画「核の傷ー肥田舜太郎医師と内部被曝」の上映会をおこないました。三回の上映に計八六二人が来場し、大盛況でした。
 二回目の上映後には肥田先生がかけつけてくださり、福島原発事故やマーク・プティジャン監督との出会い、今後を生きる私たちへのメッセージなどを語っていただきました。
 参加者から「日本がアメリカの実験台になっていたことを知った」「子どもたちに真実
を伝えていきたい」などの感想が寄せられました。(高橋卓哉)

歴史の証言者 千葉健生病院健康友の会

 六月一三日、千葉県原爆被爆者友愛会の青木茂会長のお話を、二四人が参加して聴きました。
 「私は二〇歳のとき、長崎の爆心地から二・二キロのトンネルで働いていました。爆風と停電で、外に出たら家々は火の海、悲鳴をあげて逃げてくる人々の髪 の毛は逆立ち、皮膚は焼けただれてぶら下がり、小学生の頭はパックリ割れていました。阿鼻叫喚の中、私はケガ人を夢中で運びました。
 その後は、脱毛や下痢などに苦しみました。最も苦しくつらかったのは、孫の白血球が普通の人の半分とわかったときです。泣きました。半世紀以上経っても 何代にもわたって続く被ばく被害はおそろしいです。福島原発事故の被災者は、手帳を作って必ず行動記録をとってほしい」
 青木さんの話に、語り継ぐことの重要性を感じました。
(山川久子通信員/写真・加藤準之助)

いっしょに歩こう 沖縄医療生協石川支部

 二〇一二年原水爆禁止国民平和大行進の沖縄コースは、六月一七日に名護市のキャンプ シュワブ・ゲート前を出発しました。当支部では行進団が地域に入った一八日、いっしょに行進したあと、交流・懇談会を開きました。行進団の七人を含めて二 〇人が参加し、和やかに交流しました。
 原水禁運動が世界中で大きく盛り上がっていることや、原発の危険性などが話題に。復帰前の思い出を語る人もいました。
 若い通し行進者のみなさんから、「いろいろと有意義な話が聞けてよかった。行進を最後まで成功させるためにがんばる」と力強い決意表明があり、誰からともなく「がんばろう三唱」が飛び出しました。
(伊波宏俊通信員)


各地のとりくみをお寄せください。編集の都合上短くする場合がありますが、三〇〇字で、写真もつけてください。毎月の締め切りは七日ごろです。

いつでも元気9月号No.251より