二宮先生を招いて　兵庫・姫路医療生協

　二宮厚美・神戸大学教授を招いて、「社会保障と税の一体改革」についての講演会を開きました。組合員と職員あわせて130人が熱心に耳を傾けました。
　消費税は低所得者に負担が重くのしかかり、大金持ちや大資本家には有利な不公平税制そのものであることがはっきり究明されました。
　国会での緊迫した状況に、一刻も早く大勢の人に訴えていかなければならないと思いました。みんなが「自信をもって消費税絶対反対を訴えられる」と確信を持つことができた講演会でした。
（岸本守通信員）

地域の歴史を学ぶ　奈良・健生会友の会

　5月26日、「地域の歴史を学ぶ」2回目の講座をおこない、41人が受講しました。テーマは「初期国家の成立～邪馬台国論争とかかわって」で、講師は第1回目に引き続き石部正志・元宇都宮大学教授でした。
　水稲耕作の伝播や余剰生産物の発生、人口の増大や争いの規模拡大、支配・被支配関係の発生などについて、『魏志倭人伝』の記述や弥生遺跡などから具体的 に説明されました。さらに余剰生産物の管理・分配の担当者から首長があらわれたことや、大和政権確立への歴史が明らかにされました。
　質疑応答も活発におこなわれ、参加者からは「歴史はおもしろい。今後も勉強していきたい」などの感想が多く寄せられました。
（松尾忠）

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いつでも元気8月号No.250より