健康も環境も復興も
桜の下で健康チェック 滋賀・膳所診療所友の会
四月八日、桜祭りでにぎわう大津市膳所公園で青空健康チェックをおこないました。
当友の会員とぜぜ診療所職員が参加し、一五〇人を超える方が受けてくださいました。先生の問診を受けられるのも大変好評で、新たな入会者も迎えることができました。
祭りの実行委員会から来年の参加を呼びかけられ、地域に評価されている証として喜んでいます。
(松村恒夫)
楽しく世界保健デー 岡山医療生協芥子山支部
四月七日の「世界保健デー」に、ことしは岡南ハッピータウン店で健康チェックをおこないました。血圧・体組成測定や骨評価測定、歯科・介護相談に加えて、新たに握力測定と足裏の歩行時チェックを加えました。
スタンプラリーもとりいれ、スタンプが四個そろった方には粗品を進呈。若い人も含め、一六〇人がチェックを受けてくれました。
足裏歩行時チェックは、マットの上を歩行してもらい、その左右の重力のバランスを見るもの。データが表示されたパソコン画面に見入り、説明を受けながら靴の選び方について指導を受けていました。橋本装具の技師さんが協力してくださり、順番待ちの行列ができました。
(湯原明慧通信員)
瓦礫受け入れを前に線量測定 新潟勤医協坂井輪総支部
新潟市が被災地からの瓦礫を受け入れ、焼却することを決定しました。これを受けて四月七日、当支部で放射線量の測定を企画しました。
測定に先立って、新潟大学の赤井純治教授を講師に、放射能と放射線量の違いや機器の扱い方などについて学習。その後、一一人で測定へ出かけました。
焼却がおこなわれる新田清掃センターは、坂井輪診療所がある寺尾地区から数キロ先にあります。ほかに、焼却灰を埋め立てる最終処分場付近を測定しました。
線量は自然界の正常な範囲内とわかり、ひと安心。赤井先生は「放射線量の安全基準はひとつの目安であり、絶対安全というわけではありません。今後も継続的に測定することが大切」と話されました。
参加者からは「瓦礫の広域処理は、汚染を拡散することではないのか」「焼却時の煙や埋め立てた灰から放射線がもれ出たりしないのか」などの質問が出されました。今後も継続的に定点測定をしていきます。
(渡辺豊通信員)
被災者支援を最後まで 宮城・大崎健康福祉友の会
宮城県沿岸部では、いまなお復興にほど遠い被災者の苦悩が続いています。当友の会でも支援センターの要請に応えて、これまで一七回に及ぶ被災者支援行動に参加してきました。
米、野菜、日用品などを軽トラックやワゴン車に積み込み、一路沿岸部へ。「ご自由にお持ち帰りください」と宣伝し、多くの住民に感謝されています。
月日が経過するごとに、ボランティア活動が急速に弱まっています。支援センターの役割とボランティアの重要性があらためて認識される行動にもなっています。
被災者の生活再建のため、最後まで続けることが必要です。
(菅原博志通信員)
各地のとりくみをお寄せください。編集の都合上短くする場合がありますが、三〇〇字で、写真もつけてください。毎月の締め切りは七日ごろです。
いつでも元気7月号No.249より