寄り添いながら
アニマルで◎! 福井・老健あじさい
当施設で七回目となるアニマルセラピーのボランティアがおこなわれました。動物病院から大門由美子先生などのスタッフと、三匹の犬が来てくれました。
毎月一回の訪問で“顔なじみ”になった犬たちに、「ライラちゃーん」「オーリーちゃーん」と声が飛びます。抱きしめて頬ずりしたり、ボール投げしたりしてふれあいました。
大門先生は「ふれあいが深まり、最近は犬を迎え入れてくれるようになってきた」と。担当職員は「回を重ねるごとに楽しめるようになってきた。あまり感情 を表に出さない方も、ふれあいの中で心の底から喜んだり、恐がったり、刺激を受けてふだんは見られない表情になる。毎回違うメニューを工夫する大門先生も すばらしい」と語っていました。
(松原信也通信員)
春を呼ぶプロジェクト 千葉健生病院健康友の会
千葉県旭市は、東日本大震災で七メートル以上の津波に襲われ、死者一三人、全半壊・一部損壊家屋は三六〇〇棟に及びました。仮設住宅(二〇〇戸)には高齢者が多く、居住環境について不満や要望が出され、健康についても懸念されています。
そんな中、千葉土建、千葉農民連、千葉県民医連など八団体で「旭市に春を呼ぶプロジェクト」をたちあげました。三月二九日、仮設住宅へボランティアに出かけ、当友の会からも三人が参加しました。
米や野菜、炊き出しの赤飯と豚汁を配り、大変喜ばれました。民医連の職員は、戸別訪問や医療相談を担当。
参加した友の会員は、「仮設住宅の床板は地面スレスレの鉄骨にベニヤ板とビニールシートを敷いただけ…千葉土建の畳の差し入れは要望にピッタリ」と。
友の会では「また応援に行きたい」とはりきっています。
(伊藤則子通信員/写真・加藤準之助)
各地のとりくみをお寄せください。編集の都合上短くする場合がありますが、三〇〇字で、写真もつけてください。毎月の締め切りは七日ごろです。
いつでも元気6月号No.248より
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