いま訴えたい
消費税増税やめて 福岡・新飯塚診療所
今年度の障害年金の支払いが始まって驚きました。また減っているのです。一年間に四九九八円も減る計算です。
ただでさえ生活が苦しいのに、消費税が増税されそうだというニュース。弱者イジメはもうやめてほしい。『元気』読者のみなさん、声をあげていきましょう。
(前岳てつな通信員)
暑さ対策を急いで 宮城・みやぎ高齢者福祉の里をつくる会
東北地方が梅雨に入り、気温三〇度を超える日が続く。クーラーもなく、風通しが悪い避難所に一日中いれば、若い健康な人でさえ健康を害するだろう。
長期間避難所に暮らす高齢者、妊婦、乳幼児が心配だ。広い講堂などで、段ボールで仕切られた空間に身動きもできず身を横たえている。ハエの大発生など、衛生面も心配だ。
最近、「全国訪問看護事業協会」が震災関連死の調査をした。宮城八七人、岩手二二人、福島一六人。慣れない避難所生活で体調を崩したり、避難時の転倒で 骨折し、寝たきりの状態になったことが引き金になっている。
高齢者は汗も出にくくなり、体温調節がしにくい。環境が極端に変わると、認知症を誘発するともいわれている。
避難所や仮設住宅へ、訪問看護などのケアが行き渡るよう、大至急対応してほしい。一刻も早く、少しでも過ごしやすい対策がとられるよう望む。
(籏野昌弘通信員)
各地のとりくみをお寄せください。編集の都合上短くする場合がありますが、三〇〇字で、写真もつけてください。毎月の締め切りは七日ごろです。
いつでも元気9月号No.239より
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