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いつでも元気

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ねがい届け

粘り強い運動の成果 奈良・平和会健康友の会

torikumi237_07 当友の会と岡谷医療互助組合が提出していた要望に対し、仲川げん・奈良市長から三月二八日に再回答がありました。
 「ことしから特定健診の自己負担を二〇〇〇円から一〇〇〇円に、市民税非課税世帯は一〇〇〇円から無料に引き下げ」という回答です。尿酸、随時血糖など、検査項目の追加も盛り込まれました。
 大腸がん検診も、非課税世帯は自己負担が五〇〇円から無料に。子宮頸がんや小児用肺炎球菌ワクチンの接種についても、負担軽減を勝ち取りました。
 粘り強い働きかけの成果です。ぜひこれを生かしたいと思います。
(井上正明)

漁業にも大きな被害 北海道・道東勤医協友の会連合会

 東日本大震災では、北海道の太平洋沿岸地域も大きな被害を受けました。釧路地方だけでも水産施設二三億円、水産物二八億円、商工業七億円の被害といわれています。
 カキ養殖で有名な厚岸町に出向いて、聞きとりをしました。カキの養殖場が津波でもみくちゃにされ、養殖かごが流され、壊滅的な状況。アサリの漁場も被害を受けました。養殖を再開するには大量の砂が必要で、まだ見通しがたた
ないそうです。
 家屋や倉庫にも津波が押し寄せ、出荷直前の昆布も捨てるしかなかったとのこと。
 災害への備えを根本的に見直す必要があることを、多くの町民が訴えていました。
(亀井武通信員)

募金に兄弟のメッセージ 福岡・ありあけ健康友の会

 当友の会では、各支部や班会で東日本大震災の救援募金を呼びかけています。現在八万円を超える募金が寄せられています。
 なかには、「孫が一円玉貯金をして貯めたお金をぜひ募金に」と、事務局に届けてくださった方もいました。
 募金袋には「みなさんが心から笑える日が早くやってきますように応援しています」との兄弟のメッセージが添えられていました。
(久木野眞二)

がん患者らが被災地連帯募金 島根・松江保健生協

 四月一七日、被災地で病魔とたたかう“仲間”を助けようと、街頭募金活動がとりくまれました。松江生協病院の「がん患者・家族のための電話サロン」代表を務める多久和和子さんが、松江市内に住むがん患者らに呼びかけたもの。
 J R松江駅周辺でフルートの生演奏などをしてアピール。地元の民放テレビも取材に訪れ、注目を集めました。
(加茂京子通信員)


各地のとりくみをお寄せください。編集の都合上短くする場合がありますが、三〇〇字で、写真もつけてください。毎月の締め切りは七日ごろです。

いつでも元気7月号No.237より