被災地もがんばる
安否確認に奔走 宮城・大崎健康福祉友の会
東日本大震災から間もない3月24日、当友の会は理事会を開き、後日の総会を予定通り開催することを確認しました。未曽有の大災害にもかかわらず、「友の会だより」も切れ目なく発行しています。
各理事からは、震災直後から友の会員の安否確認に自転車で奔走したようすが報告されました。
また、緊急にニュースを発行し、ひとり暮らしの高齢者の生活要求をつかみ、それにこたえるための活動が必要であることも確認しあいました。
いまこそ、民医連精神を発揮してがんばるときです。
(皆川秀雄通信員)
「友の会員でよかった」 宮城・坂総合病院友の会
当友の会では、被災した会員の訪問活動を3月22日から始めました。被害の大きかった地域や高齢者を中心に、安否確認をしながら支援物資を届けました。
ある会員の自宅は、床上1メートル以上の浸水。後片付けの途中でしたが、「私のことよりも、地震によるショックで坂総合病院に入院した会員さんを見舞ってほしい」と。
また、病院職員の顔を見るなり涙ぐむ女性も。「家族全員が無事だったのが何より。こんな状況の時に訪問してもらって、友の会に入っていてよかった」と話してくれました。
みなさんが復興に向けて後片付けに励んでいました。商店に何時間も並んで、わずかな食料を確保しながらの作業なので、水や食料、ホッカイロなどの支援物資はたいへん喜ばれました。
(神馬悟)
各地のとりくみをお寄せください。編集の都合上短くする場合がありますが、三〇〇字で、写真もつけてください。毎月の締め切りは七日ごろです。
いつでも元気6月号No.236より