成果が出ています
国保料引き上げ阻止! 石川・金沢北健康友の会
米軍試射場反対闘争の歴史を持つ内灘町。三月の町議会の議案として「国保料引き上げ案」が内示されたことを知った「健康で暮らそう内灘の会」が、内灘社保協準備会と共同でただちに「国保税引き下げの請願署名」 にとりくみました。
友の会員を中心に訪問したところ、「それは大変だ」「やめてほしい」と、ほとんどの家で署名に賛同してくれ、短期間に約六〇〇人分の署名が集まりまし た。町議会へ行き、全議員(一六人)に要請。過半数の九人が紹介議員になってくれました。
こうした動きに対し、町当局は議案提案をとりやめることを発表。全国各地で国保料引き上げがおこなわれようとしている中で、これを撤回させたことは画期的なことです。
(藤牧渡)
広がる「命のバトン」 北海道・道南勤医協きずな健康友の会
「函館市地域包括支援センターこん」の所長が、市主催の町会長学習会で、「命のバ トン」のとりくみを紹介してくれました。「命のバトン」とは、病歴や服用薬などの情報を集めて保管しておくための容器です。後日、「函館新聞」の記者が取 材に訪れ、二月一八日付に掲載されました。
さっそく六人の方から問い合わせがあり、すぐに訪問してお届けしました。ひとり暮らしの不安や健康状態、自身の生い立ちまで話してくださる方もおり、一時間以上話しこんだお宅もありました。
また、町会の民生委員が買いにきたり、「インターネットで記事を見た」と熊本県八代市から電話があったり、大きな反響がありました。
いざという時に少しでも「命のバトン」が役立ったらいいと思います。
(大田夏美)
署名数の差は年の功? 長崎健康友の会
二月一七日、当友の会は「ランタンフェスティバル」でにぎわう長崎市のアーケード街で、「介護保険制度の抜本的な改善を求める署名」宣伝行動をしました。二一人が参加し、一時間で三四三人分の署名が集まりました。
介護についての相談のほか、「高い保険料をどうにかしてくれ」「菅首相はまったくあてにならん」との声も寄せられました。観光客や介護士志望の高校生など、若い人も署名に応じてくれました。
前日は同じ場所で職員たちによる「介護の日」署名行動がおこなわれ、一三八人分集まったとのこと。署名数の差は年の功でしょうか、厚かましさの違いでしょうか…。
(山之口努通信員)
各地のとりくみをお寄せください。編集の都合上短くする場合がありますが、三〇〇字で、写真もつけてください。毎月の締め切りは七日ごろです。
いつでも元気5月号No.235より