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いつでも元気

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「要求」を力に

短期証問題で町と緊急懇談 宮城・大崎健康福祉友の会加美支部

torikumi231_04 ことし八月、後期高齢世帯二〇人に三カ月の短期保険証が発行されていたことが、当支部の調べでわかりました。これに関して情報や住民の意見を集め、一〇月一八日、町と緊急の懇談をおこないました。
 町からは、副町長、総務課長、福祉課長、福祉課長補佐(保健師)が出席。当支部からは、支部長など五人が出席しました。
 短期保険証発行の中止や、発行されている世帯の所得状況を明らかにすることなどを求め、五つの改善点を示しながら懇談しました。
 懇談の中で、一一月に再発行する一三人のうち、一〇〇万円未満の所得の方が一一人であることが判明。また、この一一人は制度発足時から未納で、町は督促 のみで実情の把握をしていないことが明らかになりました。
 副町長は、滞納者の個別状況を把握するため、担当者が訪問することも含めて努力することを約束しました。
(菅原博志通信員)

河川課職員招き対策勉強会 奈良・健生会友の会高田西支部

 一〇月六日、大和高田市内で当友の会主催の「水つき対策勉強会」を開きました。地域住民二四人が参加しました。
 講師は、奈良県土木部河川課主幹の上平盛王氏。上平氏は『ならの川』と題する小冊子に基づいて、奈良県の四つの水系、その中での大和川水系の特徴、過去 に起きた洪水被害の状況、洪水発生のメカニズムとその原因などを述べ、河川整備計画と洪水への備え、減災対策、警戒避難問題などについて説明しました。
 質疑応答では、地域住民から水害の深刻な状況が報告され、「緊急避難路や通学路も水に浸かってしまう」「何度も土木事務所に訴えたが、解決されない」と の切実な訴えがされました。また、「遊水施設を増設すべきではないか」という声もあがりました。
(松尾忠)

元気に地域訪問 北海道・道南勤医協

 当勤医協では、一〇月と一一月を「まちづくり月間」と銘うってとりくんでいます。各院所で職員と友の会員がペアになって、定期的に地域訪問をしています。
 一〇月二七日は、三か所の地域で二二人が訪問に参加しました。四〇歳以上の方に大腸がんの無料検診をすすめたり、「お困りごとはありませんか」などと声をかけてまわりました。
 とても寒い日でしたが、みんな元気に歩きまわり、会員が一一人も増え、七〇人以上が署名に応じてくれました。
 ある地域には、居間のいすに大きなぬいぐるみをおいて、いつも話しかけている高齢者がいます。久しぶりの来客に、身の上話を三〇分以上もされ、「待たれていたのだな」と実感。胸が痛くなりました。
(舩木幸子通信員)

ふれあい子どもまつり 長崎健康友の会大浦ブロック

 一〇月二三日、当友の会大浦ブロックは、近くの公園で「ふれあい子どもまつり」を開きました。
 前もって、数日かけて遊び道具を用意。「チエの輪」「ゴム鉄砲」「大根鉄砲」「火おこし」「竹馬」「カラクリ梯子」など、道具作りの達人に指導してもら い、作りました。若い世代の親御さんには、ほとんどなじみのないものばかりです。
 「火おこし」に成功した子の母親は、「こういう遊びは地域でもやってほしい」と、友の会のとりくみに感心していました。
 友の会の宣伝もでき、子どもたちと楽しいひとときを過ごした会員たちは、「また来年もやろう」と元気はつらつでした。
(山之口努通信員)


各地のとりくみをお寄せください。編集の都合上短くする場合がありますが、三〇〇字で、写真もつけてください。毎月の締め切りは七日ごろです。

いつでも元気1月号No.231より