「おいしい」も必要!
いもほりとメッタ汁 石川・金沢北健康友の会
一〇月二三日、城北診療所小児科、ももたろう倶楽部(食物アレルギーを持つ親の会)、当友の会の共催で、毎年恒例の「いもほり大会」をしました。晴天のもと、大人四四人、子ども三八人が参加しました。
内灘海岸近くの畑には、金沢野菜の“五郎島きんとき”というさつまいもが元気に育っていました。「おいも、でっかいよ」「あっ! いっぱいついてきた」と感動しながらいもをほりました。
その後は、砂山にかけあがって探検したり、大きなカマキリをつかまえたり、夢中になって遊んでいた子どもたち。
大人たちは、とれたてのいもでメッタ汁を作りました。アレルギーの子どもたち用のものも用意し、みんなでおいしくいただきました。
大人も子どもも笑顔いっぱい、おなかいっぱいのいもほり大会でした。
(藤牧渡)
いっしょに作るとおいしいね 京都・西京健康友の会
一〇月一四日、当友の会主催で手遊びとジャガイモ餅のおやつ作りをしました。四組の親子と三人の保育士さん、看護師さんが参加しました。
「犬のおまわりさん」などの手遊びを楽しんだあと、親子がいっしょになってのおやつ作り。ゆでたじゃがいもをつぶし、かたくり粉と玉ねぎのいためたも の、塩少々を加えて混ぜ合わせます。サラダ油をひいて両面をこんがり焼きあげれば、できあがりです。
一歳前後の赤ちゃんをお母さんがいっしょうけんめいリードしながら作りました。ハート型や星型に工夫したおやつを、パクパクおかわりして食べてくれました。
「日頃は離乳食をなかなか食べてくれない」とお悩みのお母さんもこれにはびっくり。「たまには目先を変えて、いっしょに作って食べてください」と保育士さんからの大事な一言でした。
(藤井貞子通信員)
おいしい「保健学校」 山形・本間病院友の会
当友の会では、日常の生活に役立つ保健知識を学んでもらうための「保健学校」を開いています。
八月から一〇月まで四回にわたって、「体温について」「介護保険ってどんな制度?」や、「市役所の出前講座~日本海総合病院の診療体制」など一二科目を勉強しました。
とくに人気があるのが、「しっかり食べて疲れ知らず」の調理実習です。日頃厨房に入らない男性も、慣れない手つきでいっしょうけんめい。できたてをいただき、「おいしい、おいしい」の大合唱でした。
(渡部英男通信員)
農家の協力得てぶどう狩り 群馬・介護老人保健施設とね
秋晴れのもと、通所リハビリの利用者さんたちとぶどう狩りに行ってきました。沼田市は果樹栽培が盛んです。初夏のさくらんぼやブルーベリーに始まり、秋にはリンゴやぶどうの季節になります。
ことしは、地元のぶどう栽培農家の協力も得て、初めてのぶどう狩りができました。車いすでもとれる高さに実ったぶどうを一房ずつ狩り、みんなでおいしく食べました。
「おいしいぶどうだね」「これは何ていう種類のぶどうかね」と会話も弾み、にぎやかな声が響きわたりました。
(五十嵐一夫)
各地のとりくみをお寄せください。編集の都合上短くする場合がありますが、三〇〇字で、写真もつけてください。毎月の締め切りは七日ごろです。
いつでも元気1月号No.231より