継続の力・運動の力
25周年迎えた健康まつり 北海道・道東勤医協友の会連合会
当友の会連合会の結成二五周年を記念した「第二五回健康まつり」を開きました。健康づくりに役立ち、地域文化に触れる平和のまつりとして、近隣の四〇以上の町内会や老人クラブの協賛をいただきました。
ステージでは、釧路江南高校蝦夷太鼓部のすばらしい演奏や、フラメンコサークル「ロッサス」の素敵な衣装と踊り。さらに、地元のシンガーソングライ ター・菊地哲史さんの、矢臼別のたたかいから生まれた歌などが披露され、大いに盛り上がりました。
パネル展や物産展、医療・介護・薬・歯科・生活などよろず相談コーナーにも多くの人が訪れました。餅まきやお楽しみ抽選会も大好評。
フィナーレは憲法九条を守ろうと、色とりどりの風船をいっせいに空高くあげ、平和への祈りを新たにしました。
(亀井武通信員/写真・田中博修)
歴史散策123回 兵庫・姫路医療生協
八月一〇日、当医療生協の組合員でつくっている「サークルてくてく歴史散策」で、福井県若狭町上中の「熊川宿」を訪れました。江戸時代から福井若狭と京都の都を結ぶ「鯖街道」として栄えてきた宿場町です。第一二三回目となる今回は、四七人が参加。
毎月一回、組合員の健康づくりと介護予防、親睦と交流を目的におこなってきた行事が、一一年目に入りました。一回五〇〇〇円の会費で、ふだんあまり行か ない隠れた史跡や名所など、観光地ではないところを意識的に選んで行くようにしています。
毎月キャンセル待ちが出るなど、いつも希望者が殺到します。楽しく安全なバスハイクを一番の目標にしてとりくんでいます。
(岸本守通信員)
地道に布きりボランティア 北海道・道北勤医協友の会
一条通病院(旭川市)の布きりボランティアの活動は、ことしで一一年目を迎えました。 始めたきっかけは、院所利用委員会の話し合いからです。師長から、「高齢や認知症の方の入院が増え、介護も多くなり、病棟がたいへん忙しくなってきてい る」実態を聞きました。「病院のナマの声を初めて聞いた。そんなにたいへんだとは思わなかった」「看護師が少ないのではないかと思っていた」などの意見が 出されました。
「自分たちにもできることはないか」「布きりならできる」と、それまで職員がおこなっていたことを少しでも手伝おうということで始まりました。
週一回火曜日の午前、暑い日も、寒い雪の日も、欠かさず集まります。はさみを持つ手を動かしながら、楽しい会話も弾みます。当初から参加している人や、 病院には来られないけれど自宅で切ってくれる人、それを届けてくれる人もあり、地道な活動となっています。
(倉島隆子)
各地のとりくみをお寄せください。編集の都合上短くする場合がありますが、三〇〇字で、写真もつけてください。毎月の締め切りは七日ごろです。
いつでも元気11月号No.229より