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いつでも元気

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地域に目を凝らして

石綿被害者の掘り起こしを 兵庫・尼崎医療生協

 五月一一日、クボタは「石綿問題への対応状況について」と題するお知らせをホームページに掲載しました。
 それによると、アスベストが原因で肺がんや中皮腫に罹患した旧神崎工場周辺住民に対して支払う「救済金」を支給されたのが一九一人(三月三一日現在)。 従業員のアスベスト関連疾患の累計は一七〇人(死亡一四四人・療養中二六人)。
 これら三六一人の被害者は、裁判などで係争中の被害者を除く数字です。「救済金」の対象外を含めると、もっと多くの被害者が潜在していると思われます。 「アスベスト被害からいのちと健康を守る尼崎の会」は、被害者の掘り起こしと救済に、さらに継続してとりくんでいく決意です。
(粕川實則)

青空健康チェックに66人 東京・三多摩健康友の会日野支部

torikumi226_05 当支部は、四月二四日の午後二時間半、スーパーの店頭で初めての青空健康チェックをおこないました。
 血圧、体脂肪、骨密度を測定しながらの「医療・介護何でも相談会」。強風の中、六六人が来場しました。
 日野台診療所の宮地秀彰所長をはじめ、健生会の職員、友の会会員二三人が測定や相談に応じました。
 相談の内容は、自分が受けている治療の確認、歩行・ジョギングなどの運動、食事の内容、肥満度のことなど多種多様でした。
 会場で九人が健康友の会に加入。事前にまかれたチラシを見たOさんは「加入するつもりで来ました」と。
 事前に二五〇〇枚のチラシを近隣に配布。店長の好意で三日前にも店内で配布・宣伝できました。
(鈴木隆雄通信員)

相談数2倍化に成功 東京・東葛健康友の会

 四月二五日、当友の会は地域の大型スーパー店内で、第二回「まちかど健康相談会」を開きました。
 事前にお店の周辺住宅地などに三〇〇〇枚のチラシを配って宣伝。当日は、医師、看護師、管理栄養士、友の会スタッフなど一六人が、体脂肪や血圧の測定、医療相談や栄養相談などに応じました。
 また、東葛病院の大野副院長が「紙芝居『痔』の話」と題してミニ講演。測定・相談数は前回(一月)の約二倍、のべ一二二件でした。
(加賀谷昭通信員)

転倒・尿失禁予防にぎやかに 熊本北部健康友の会ふきのとう班

 五月一九日、作業療法士の服部節子さん(くすのきクリニック)を招き、「転倒・尿失禁予防」について話を聞きました。
 「この一年で転んだことありますか? 骨折した人は? 転ばないようにするには、大腰筋をきたえましょう!」とのかけ声でスタート。
 片足を上げて三秒静止したり、右足のかかとを左足のつま先にしっかり当てて一歩前に踏み出す動作を繰り返したり…。
 さらにボールを使っての尿失禁予防体操。
 「ボールに座ってください」「われそう…」「体重六〇キロまで大丈夫ですよ」「五キロオーバーです!」
 にぎやかな班会でした。
(戸田敏子通信員)


各地のとりくみをお寄せください。編集の都合上短くする場合がありますが、三〇〇字で、写真もつけてください。毎月の締め切りは七日ごろです。

いつでも元気8月号No.226より