広げよう『元気』の輪
『元気』きっかけに文通 北海道・道南勤医協友の会連絡会
当友の会では四月七日、『元気』取扱所交流会をおこない、二九人が参加しました。
第一部は、NPT再検討会議に代表派遣される岩瀬さんの講演会。今回の会議がもつ意義と重要性について、みんなで学習しました。
第二部は、お菓子をつまみながらの交流会です。江差町の柳谷さんは、『元気』に絵手紙が掲載されたあと、奈良の女性から「お友達になりましょう」とはが きが届き、文通を通して姉妹のように深いきずなができていることを紹介。「『元気』は私が生きていくうえで、なくてはならないもの」と熱く語りました。ほ かにも、還元金をうまく活用している取扱所の経験が出されるなど活発に交流しました。
(舩木幸子通信員)
「協同病院の歌」に涙 香川・高松協同病院
今年も当院では、公渕公園でお花見会を開催しました。お天気に恵まれ、参加した患者さん、ボランティア、職員も満開の桜に負けないくらい笑顔いっぱい。
出し物のトップバッターは入院患者のIさんでした。この日のために作ってくれた「協同病院の歌」は、リハビリに励む患者さんや職員へのあたたかい励ましに満ちた歌で、「聞いてて涙が出たわ」と職員の声。
続いて組合員のコーラス、「いろは連」による阿波おどり、新入職員によるゲーム、職員のロックソーランなど次々と登場しました。
お花見弁当に舌鼓のあと、満開の桜のトンネルへお散歩に出発。ご家族の方も「こんな食欲も笑顔も久しぶり」と会話が弾みました。
(野口卓通信員)
1年半ぶりに診療所まつり 岡山医療生協芥子山支部
四月一八日、コープ西大寺診療所で診療所まつりを開催しました。今年から四月の開催に変え、一年半ぶりのまつりです。
この間、支部も二つ増えて一二支部となり、ところ狭しと並んだ出店に商品も多彩。まつりのテーマは「健診」と「平和」で、診療所の待合室に展示がされました。
子どもたちのダンスでオープニング。バルーンアートや歌声、寸劇、○×クイズ、子どものための迷路、空クジなしの福引と出し物が続きました。休憩テーブルは、うどんやぜんざいに舌鼓を打つ人で大賑わい。
骨評価などの健康チェックやウォーターベッドの体験、栄養士によるカロリーチェックにも、行列ができました。
最後は飛び入り参加の「ピース音頭じゃ西大寺」踊りでしめくくりました。
(湯原明慧通信員)
第2回テント村を開催 宮城・大崎健康福祉友の会
四月一日、大崎地域労働・生活支援センター(代表・只埜斉)主催で第二回大崎雇い止めテント村を開きました。一六人が相談に訪れ、うち四人は生活保護を申請し、全員受理されました。
昨年四月は実行委員会形式でしたが、今回は大崎地方労連内に恒常的なセンターを開設。
昨年は生活保護が受理されても住居が決まるまで寝場所がなく、スタッフといっしょにテントで一夜をあかす場面も。今回は市が施設を準備しており、二人が利用できました。
昨年のテント村の相談で生活保護を受けるようになった三人が、スタッフとして元気に活動する姿もみられました。
(皆川秀雄通信員)
地域連携懇談会を開催 宮崎生協病院
地域の開業医に呼びかけて、第四回地域連携懇談会を開きました。「お互いの持ち味を活かし合いながら、地域完結型医療を顔の見える連携で築いていく」ことが目的です。今回は外部からの三五人を含む七一人が参加しました。
開業医の先生の講演を二つ聞き、当院から演題を三つ提起。その後、交流しました。また、今年入職した新卒医師二人も自己紹介。「小さいながらも地域医療 を地道に実践している生協病院が好きで就職を決めました」とのあいさつには、先輩職員も感涙。
懇親会では開業医が飛び入りで出し物をするなど、大いに盛り上がりました。最後は「厳しい医療情勢だけど、連携の力で乗り切ろう!」と、“エイエイオー”で締めくくりました。
(白石敏夫)
各地のとりくみをお寄せください。編集の都合上短くする場合がありますが、三〇〇字で、写真もつけてください。毎月の締め切りは七日ごろです。
いつでも元気7月号No.225より