食は元気の源
畑作業お気に入り 長野医療生協あもり中支部
稲里生協クリニックのデイケアでは、農園作業をスケジュールに組み込んでいます。四月一〇日は、母が楽しみにしている農園作業の日でした。
私は母に付き添って、ボランティアとして初めて参加しました。晴れわたって気持ちのいい日で、北アルプス、飯綱山、高妻山がくっきりと見えました。
スタッフ五人と利用者一〇人が参加し、じゃがいもの植え付けを開始。畝をつくる人、肥料をまく人、じゃがいもを置く人、たまねぎ畑の草取りをする人。それぞれが自分のペースでがんばりました。
畑作業が大好きな母は、いつものように「ありがたいことだ」と。お茶をいただきながらのおしゃべりもまた楽しいひとときでした。
(礒野道子通信員)
添加物なしの手作り味噌 北海道・札幌西・手稲健康友の会
平和班で味噌作りをしました。部屋いっぱいに広がる大豆の香り、恒例の行事とあって役割分担もスイスイと運びます。
手作り味噌の最大の利点は添加物をいっさい使わないこと。塩分も好みに応じて調整できます。「塩分控え目、体に良いですよ」と胸をはって言えると自画自 賛。そのためにはカビの発生を抑える努力も必要です。今年は友の会の仲間にもおすそわけしようと、いつもよりたくさん作りました。九月の健康まつりにデ ビューさせようと意気込んでいます。
何でもありの楽しい平和班会、次は山菜が主役のおいしい班会でも計画しましょうか。
(坂野悠紀子通信員/写真・鈴木隆夫)
そば打ち体験で交流 山形・本間病院友の会浜田支部
「会報配布者のつどい」を開き、そば打ち体験をしながら交流しました。
二〇人ほどがそば打ちを体験し、参加した三一人みんなでおいしくいただきました。
お腹がいっぱいになったところで、通所介護施設の職員から認知症予防についての講演。
「介護施設入所まで、もう少しがんばらなくては」などの感想が聞かれました。おいしく、楽しく、なごやかな会でした。
(渡部英男通信員)
今年は配食に挑戦 北海道・道南勤医協きずな健康友の会
江差友の会を母体とする「NPOゆいっこ」が、昨年一一月から配食にとりくんでいることを知り、当友の会有志で見学に行ってきました。
「ゆいっこ」では、夕食を週二回(月曜と金曜)、一食四〇〇円で八品目提供しています。寄贈されたホッケを生姜の味をきかせて煮つけにしたり、きんぴら ごぼう、ビーフンの炒め物、かぼちゃのあんかけ、大根の酢漬け、高野豆腐の煮しめなどメニューは豊富。全品味見をさせてもらいましたが、味の良さと仕事の 手早さに感心しました。
「待っている人がいる。やりがいがあり楽しい」とのこと。できあがった二五食は、ボランティアがさっそく届けに出かけました。
当友の会では、お節料理に二回とりくみましたが、今年は配食に挑戦したいと思います。
(大田夏美)
各地のとりくみをお寄せください。編集の都合上短くする場合がありますが、三〇〇字で、写真もつけてください。毎月の締め切りは七日ごろです。
いつでも元気7月号No.225より