『元気』で平和をリレー
戦争体験語り合う 千葉・船橋二和病院健康友の会
3月17日、二和ブロックで5回目の『元気』を読む会を開き、3月号「医者の言い分・健康なこころ」で話し合いました。
メンバーの吉池さんが大正琴を弾き、みんなで合唱。お菓子をつまみながら、65年前の3月10日、4月14日の東京大空襲の体験談も語り合いました。
さらに、物忘れ、難聴、白内障など話題はつきず、「何の病気でも話せる主治医が必要」とみんなが納得。「これからも随時、趣味を披露しあいたい」などと盛り上がりました。
「4月7日の御滝公園のお花見会でまた会いましょう」と約束して、元気にお開きとなりました。
(柏木文代通信員)
語り継ぐ思い 島根・出雲医療生協
3月12日、5支部にまたがる『元気』読者会で、「戦争体験を語る会」第2弾を開催しました。
5月のNPT(核不拡散条約)再検討会議の市民行動に代表として参加する高橋昭治さんが講師。「戦争に駆り出された少年たち」をテーマに、“スラマット ペタンへ(こんにちは)”“テリマカシ(ありがとう)”で始まった講演に参加者はびっくり。マレーシアの大学で教えていたときに言葉を覚えたそうです。
勤労奉仕や旧制中学を中退して特攻隊要員として駆り出された少年たちの話に、みな聞き入りました。
女学生が満州に連れ出された話に及んだとき、しきりにうなずく女性の参加者がいました。用意していた「戦友の遺骨を抱いて」のテープが流れると、「何度 も歌わされておぼえている」と3番まで一緒に歌った姿に今度は高橋さんがびっくり。
貴重な体験談を現代に生きる子どもたちにも語り継がねばと、思いを熱くした会でした。
(祝部ツナミ)
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いつでも元気6月号No.224より