年をとっても安心に
「フライパンの会」誕生 千葉・野田医療と健康友の会
「だれもが気軽に参加できる趣味や創作を楽しむ場所がほしいなぁ~」
そんな会員さんの声に診療所長の小島先生がこたえ、三年前に“たまり場”が誕生。このほど「食事・料理に悩める男たち集まれぇー」となりました。名づけ て「フライパンの会」(月一回予定)。奥様に先立たれて一人暮らしになった方のお話がきっかけ。
“たまり場”はアレンジフラワー(月一回)と布ぞうり作り(週一回)でスタート。女性中心のいわば“双子の女の子”でしたが、ここにきてめでたく“男の子”の誕生です。
フライパンをもって集まった男性がチャレンジしたのは「野菜炒め」。三人の先生の手さばきを見て、聞いて、手伝って、できあがった料理は五種。人それぞ れの味となりましたが、食材を育ててくれる自然や人びとへの感謝の心を持ち続けたいと話し合いながら、みんなでいただきました。
(小堺俊彦)
運動教室スタート! 医療生協さいたま
「介護予防」「脱メタボ」を目指しつつ、自分の体力をしっかり見つめ運動にとりくんでいくことを目的に、「運動教室」がスタートしました。
定員の二〇人は、あっという間にいっぱい。参加者はそれぞれの体力の限界を知り、ふだん動かしていない筋肉を動かしたことで「筋力アップにつながる実 感」をつかんだようです。二カ月間毎日おこなう運動目標を作り、修了。
メンバーが応援メッセージをかけあい、二カ月間の目標を持って、決意の集合写真を撮りました。
(熊倉正明)
今冬一番の大雪で地域見廻り 石川・城北病院地域活動室
一月一四日は大雪で、朝起きると白銀の世界でした。
城北病院・城北診療所周りは男性職員を中心に、きれいに雪をすかし(かき)、すっきり。
友の会館入り口前の角や道路まで一気に除雪し、病院近辺の住民からも喜ばれました。
さらに看護部の依頼を受けて、事務と地域活動室で、ひとり暮らしの高齢者を訪問。見まわりパトロールのように声をかけていきました。
幸いみなさんお元気でしたが、この訪問は大変喜ばれました。ちなみに、四軒の雪すかしですみました。
(礒貝幸恵)
話題沸騰の座談会 岐阜健康友の会・岩野田支部
年明けの一月二三日、座談会をおこないました。テーマは「長生きしてよかったね」。
テレビ金沢で放映された「笑って死ねる病院」を鑑賞後、人生を全うする、自分らしく生きる、死に方の選択とは、などをテーマに話し合いました。
名古屋市熱田区でがんばる「みなと医療生協~人生の最終章を考える四つの班会~」を紹介したら、これが大ウケ。「あなたはどのように死にたいですか?~ 死をめぐる自己決定~」、「お葬式班会」の話などで、たいへん盛り上がりました。
さらに座談会は、エンディングノート、生前遺影写真(撮っている方が多かった!)などで話題沸騰。コープぎふから葬祭事業部の生協職員を呼び、質問に答えてもらいました。
(渡辺優通信員)
寸劇で認知症学ぶ 長崎健康友の会
一月二一日、花丘ブロックでは西浦上・三川地域包括支援センターと長崎市高齢者すこやか支援課の協力で「認知症サポーター養成講座」を受講しました。
参加者は四〇代から七〇代の一五人。嫁と姑に扮したセンター所長と保健師さんが、認知症の方への接し方の悪い例とよい例を寸劇で披露。その名演技に大きな拍手がおきました。
長崎市の高齢化率は二四%。商業地帯に建つ花丘診療所周辺でも、買い物に来る高齢者の姿が多く見られます。
国は一〇〇万人の認知症サポーターを養成するとのこと、受講した一五人はその仲間入りができました。認知症サポーター受講者に贈られるオレンジ色の腕輪をもらい、さっそく腕にはめて帰路につきました。
(山之口努通信員)
各地のとりくみをお寄せください。編集の都合上短くする場合がありますが、三〇〇字で、写真もつけてください。毎月の締め切りは七日ごろです。
いつでも元気4月号No.222より