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いつでも元気

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がんばってます

おでんを食べて元気に 石川・金沢北健康友の会

torikumi221_02 失業や路上生活など、私たちが相談にのった人たちを励ます会が三回目になりました。一二月二二日、「おしゃべり食事会」。友の会や病院職員一四人を含む三〇人が参加。今回は、市内に点在している人たちにも声をかけました。
 集まった人から血圧測定。かなり血圧の高い人もいて、受診のお勧めも。社保協の寺越事務局長が、権利としての生活保護のことなどについて話しました。そ して「何かあったら必ず連絡を。一人で悩まず、助け合おう」と。「年金がもらえるようになれば、生活保護はどうなるか?」などの質問も出ました。
 会場には、友の会担当の職員が前夜から煮込んだおでんの大鍋が二つ置かれ、食欲をそそります。皆おかわりしながら、腹いっぱい食べました。
 いつも世話をしてくれる不動産屋さんや家主さんからカンパもいただきました。今回は正月を迎える時期なので、職員や友の会員に呼びかけて集めた冬物の洋 服や布団・洗剤などの物資が並べられました。「トースターもらっていくわ」「このズボン入るかな」と品定めし、「今日はいい買い物した」という声も。
 集まるたびに皆が顔なじみになって、顔がほころびます。次回は元すし職人もいるので、「すしパーティー」をすることにしました。
(藤牧渡通信員)

府知事選挙にむけて 京都・吉祥院健康友の会

 京都では春に府知事選挙がおこなわれます。今回は京都民医連第二中央病院院長の門ゆうすけ先生が立候補を表明。神経内科・リハビリの専門医であり、水俣病の救済に尽力するなど、困っている人たちの味方でがんばってきた医師です。
 今度こそ官僚知事から「ひと、いのちが大切にされる府政に」変わるように、友の会でも事業所とともに闘争本部会議にも出席して、運動を進めようと確認しあっています。
 昨年一二月に開かれた京都民医連総会でも門先生が決意を述べ、京都府内各地をまわって見た、貧困と格差の広がり、医療崩壊が進んでいる現状を話されました。全国の皆さん、応援をぜひ。
(澤田妙子通信員)

反貧困・よろず相談会 兵庫・尼崎医療生協

 「反貧困・よろず相談会実行委員会」(尼崎医療生協、尼崎民商、尼崎労連、生活と健康を守る会などで結成)は一二月一二日、「反貧困・よろず相談会」を開きました。
 この日の「相談会」は同実行委員会が一月に開催して以来、五回目となるもので、四一人が生活や健康相談などに訪れました。弁護士や司法書士、看護師、労 働相談員など四六人でのぞみ、民商婦人部がぜんざいを出して相談者を励ましました。
 生活相談(二五人)では派遣切りや生活保護、サラ金被害の相談があいつぎ、健康相談(一六人)では治療がすぐ必要な人もいて、医療生協の「無料低額診療事業」を紹介しました。
 同実行委員会は「これからが大変な時期。今後も継続した相談会を進めたい」としています。
(粕川實則通信員)

4回目の県派遣村 佐賀県医療生協

 一二月一三日、四回目の県派遣村をおこないました。佐賀市内団地への宣伝チラシを見て八人が相談に。主催は八団体が参加する「くらしを守る共同実行委員会」。医療生協も参加し、本島理事と愛野医師を先頭に職員五人が応じました。
 「六〇歳を超えているけど生活苦。働きたい」「家にひきこもり、生活に悩んでいた」など四人が医療相談と歯科健診を受けました。
 この日は市の生活保護課も一緒に相談に乗り、市長も激励にきて、相談者の横に座って話をききました。市社会福祉協議会の人が初めて参加し「こんなに各団 体が協力し合い、豚汁など温かい食事も準備するとりくみに社協としてもヒントをもらった」と交流できました。
 佐賀などのような地方では、ホームレスではなく家にひきこもって生活苦にあえいでいる実態が浮き彫りとなりました。県内では高校卒の就職率も四割台と厳 しく、今後もこの労働、健康相談を続けていきたいと思いました。
(秀島詩子・新郷富代子)


各地のとりくみをお寄せください。編集の都合上短くする場合がありますが、三〇〇字で、写真もつけてください。毎月の締め切りは七日ごろです。

いつでも元気3月号No.221より