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いつでも元気

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年をとっても安心に

高齢者住宅で医療相談会 北海道・札幌西 手稲健康友の会

torikumi220_02 今年も強化月間後半、医師集団が地域の医療相談会に一斉に飛び出しました。
 副院長が出かけたのは来春、高齢者住宅(デイサービス・ショートステイ併設)を開設するお膝元の友の会。高齢者住宅の御案内に、職員、友の会、在宅セン ター職員で力を合わせ、地域の皆さんを訪問しています。先生に認知症のお話を聞いた後、参加者が認知症テストに挑戦、一同真剣にとりくんでいました。
 この集まりを契機に、高齢者住宅への関心も大きく広がりました。来春のオープンが楽しみです。友の会室もある図面にワクワクしています。
(坂野悠紀子通信員/写真・太田美季)

ひとりぼっちの高齢者訪問 千葉健生病院健康友の会

 秋の強化月間の課題の一つが高齢者訪問です。ひとりぼっちをなくし、ふれあいの輪を広げようと毎年とりくんでいます。
 今年は、まくはり生活福祉センターの生活支援ハウスに入居している人たちを訪ねました。皆さんは、調理、掃除、洗濯など日常の生活は自分でされていま す。毛糸で編んだティッシュカバーと、長寿のお祝いカードを手渡しました。趣味などの会話が弾みました。
 何か困っていることはありますかと問うと、「淋しい」「話相手がほしい」「歌などを歌ってみたい」などの声があり、さっそく班会を計画。アクリルたわし づくりと、ハーモニカ演奏で歌おう、に内容も決まりました。新入会もあり、新しい班も生まれ、とても温かい訪問になりました。
(伊藤則子通信員)

「ともだち村」3周年に 石川・夕日寺健康友の会

 〇六年一一月にオープンしたともだち村は、サロン、デイサービス、高齢者ハウスの三つの役割を担って満三年を迎えました。一一月八日に記念の集いをおこないました。
 地域の子どもたちの太鼓(夕日寺金龍太鼓)の祝福をスタートに、町会長のお祝いの言葉をはじめ、おいしいものの模擬店、サロンには地域のみなさんの写真 や絵などが飾られ、地域の方が入れ替わり立ち代わり一〇〇人を越えました。
 医学生や看護学生一五人も応援に駆けつけ、AEDの使い方などのお手伝い。学生さんは「地域の方々のやさしさ、つながりを感じた」と。
 「いつまでも安心して住み続けられる夕日寺を」の願いは、緒についたばかりですが、医療懇談会も町ごとに開催されるなど、ともだち村を情報発信基地とし た人々の交流がこの三年間で大きく広がりました。無料のなめこ汁に舌つづみをうちながら、にぎやかな話がつづき、模擬店の品物も一二時過ぎには完売しまし た。
(石田丞通信員)

べんり君8周年パーティー 石川・金沢北健康友の会

 一一月二八日、NPOたすけ愛のべんり君八周年を、利用者さん、ボランティア、民医連 職員など五〇人でお祝いしました。べんり君は〇一年一一月、友の会の助け合い活動の一環として始まりました。金沢北ブロック事業所と友の会で構成する「お たっしゃ推進会議」のアンケートで「高齢者・障害者の外出を援助するサービスがあると助かる」という要望が出たためです。この日は、通所介護の運転手さん が教える三味線グループが友情出演してくれました。
 その後、べんり君も登場する「笑って死ねる病院」を鑑賞、参加者の中に何人も登場人物がいて、「あれ私や」と。和やかな中に涙をぬぐい、「何べん見ても 泣ける」と。最後に藤牧友の会会長が「『笑って死ねる病院』もべんり君の精神も一緒。一〇周年に向け、助け合いを広げましょう」とあいさつしました。
(藤牧渡通信員)


各地のとりくみをお寄せください。編集の都合上短くする場合がありますが、三〇〇字で、写真もつけてください。毎月の締め切りは七日ごろです。

いつでも元気2月号No.220より