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いつでも元気

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ガザからの声 パレスチナに緊急支援を

日本国際ボランティアセンター(JVC)
パレスチナ事業担当 藤屋リカ

 一二月二七日から一月一八日まで続いたイスラエルによる軍事攻撃で、パレスチナ・ガザ地区で は、死者一三〇〇人以上、負傷者五四〇〇人以上となり、多くの民間人、とくに子どもたちが犠牲になりました。これまでの経済封鎖に加え今回の攻撃でガザの 人々の困難は、極限に達しています。今後のケアが、まさに必要になります。
 以下はJVC・パレスチナ事業エルサレム事務所に駐在する福田直美からの停戦前後の報告から。

「窓の外は煙で真っ白だ」

【1月15日】激しい攻撃が続き、モハンマド医師とようや く電話がつながった。震え声で「明け方にやっと帰宅した。病院で助けを求めている人がいるのに、家の周りの攻撃がひどくて出られそうもない。親戚などが家 に避難してきていて、三〇人くらいいる。家の窓からは真っ白な煙しか見えない」と。白い煙は、イスラエル軍が使用した白リン弾と思われます。

治療用ミルク、届けた!

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ガザで巡回診療にあたるPMRSスタッフ(1月20日)

【1月22日】パレスチナ医療救援協会(PMRS)代表、 アブ・フーサ医師からメールが。「一九日からガザに入った。地震が襲ったように、すべてがゼロの状態だ。自分の家があった場所さえ見つけることができない くらいに。瓦礫の下で、今も救助を待っている人がいるかもしれない。避難所は人々で溢れ、半壊の家やビニールシートのテントで寒さに凍えながら生活してい る人もいる。巡回診療チームができるだけ多くの地域に行って、医療や物資を届けている」
【1月26日】スタッフの小林とガザに入り、緊急要請を受けた、病気の子どもたちへの治療用ミルク一〇人分を届けました!

■JVCでは緊急支援の募金を呼びかけています。郵便振替:00190-9-27495、口座名「JVC東京事務所」通信欄に「パレスチナ」と。民医連も募金に協力しています。

いつでも元気 2009.3 No.209

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