『いつでも元気』9月末までに 5万5000部めざして ただいまキャンペーン中!!
6月号~9月号で、『元気』増やしの牽引力になった大阪。なかでも医療生協かわち野と、茨木診療所健康友の会の奮闘が目立ちます。経験を寄せてもらいました。
『いつでも元気』をかわち野でメジャーな雑誌に
医療生協かわち野
「吉田君、『いつでも元気』は読むところが多いね」と、最近購読いただいた支部長さん。一瞬、苦情かな、と思いきや、「隅から隅まで読めるわ~」。よかった~、おほめの言葉でした。
四月から、支部運営委員を中心に、組織部あげて、「『元気』とって」と粘り強くいっています。「読んでもろうて、絶対、損はしません!」
よく学習して悪政に対峙
『元気』は、医療や介護をめぐる情勢、平和のとりくみ、遠く離れた世界のこと、共同組織と職員の生きいきした活動がいっぱいで、読んで元気になるし、読 んでもらいたい記事がたくさんあります。記事が短く読み切りで、表現がやさしいので、読み合わせにも使いやすい。八月号の「後期高齢者医療制度」も、さっ そく学習会で活用しています。
「支部運営委員によく学習してもらい、いまの悪政と対峙していかねば!」が私の持論。四月の理事会で、まずは幹部からと全理事、監事の購読を確認しました。その後、見本誌を活用して、組織委員会や支部運営委員会で、毎回『元気』増やしを提起しています。
まずは手にしてもらうこと
誌面を広げて説明すると、写真がきれいだし、多くの支部運営委員が「これ読みたいわ~」「私もとる」ということに。「薬局で待ち時間に読んでるから」な ど断る方もいますが、そのうち広げる側に回ってほしいなあと思っています。まずは、『元気』を手にしてもらうことです。
共同組織活動交流集会までに組合員読者を一〇〇部にという目標は達成しました。現在は強化月間中(一〇~一二月)に一五〇部達成をめざしてひきつづき奮闘中です。職員も当面七〇%めざして、あと三〇部ほど。教学委員会と協力していきます。
「生きいき活動あらかると」にも毎月通信を送るようにしました。八月六日現在二一六部。三カ月で八〇部以上増やしたことを確信に、『いつでも元気』を、かわち野で蕫メジャー﨟な雑誌にしたいとがんばっています。
吉田 満(組織部長)
還元金でお茶を持参して高齢者訪問
茨木診療所健康友の会
六月号「元気スペシャル」に、茨木診療所・健康友の会も参加して国保料を引き下げた運動が載ったのをきっかけに、『元気』読者一〇〇部を、五〇増やして一五〇部にしようという目標をたて、一六六部まで増えました。
そうなると還元金も結構な額になります。三月号で紹介されていた、奥能登健康友の会の活動(薬代が払えない人のために還元金を使って『助け合い基金』をつくった)に感動し、私たちも何かできないかと考えていました。
「熱中症予防に気をつけて」と
ちょうど「高齢者訪問」を計画していたので、熱中症予防のチラシに添えて五〇〇硺竑のお茶三本を届けようということに。お茶と手提げ袋で約三〇〇円。費用は計四万円なり。これに還元金をあてることにしました。
手提げ袋には、市民健診の案内と、診療所の介護保険事業の案内、手作りの「市の制度活用ガイドブック」、「後期高齢者医療制度の撤回を」の“茶色ビラ”もセット。一〇〇軒を目標に、六月一八日から七月二五日までに一三〇軒のお宅に伺い、とても喜んでいただけました。
訪問先は、友の会員さんで、主にひとり暮らしやご夫婦のみの世帯。職員と友の会世話人がペアでお訪ねしました。
「暑くなってきましたから、熱中症に気をつけてください。一日にこのくらいの量は飲んだ方がいいですよ」とお茶三本を渡します。話は、住民税や介護保険料など高くなって大変なこと、来年四月からの後期高齢者医療制度のこと…。
切実な声をたくさん聞けた
後期高齢者医療制度はほとんどの方が知らず、「年寄りいじめばっかりやなあ。年寄りははよう死ねいうことやな」と口をそろえたようにおっしゃいました。
「昭和三一年に大阪へ出てきてそれからずっと一生懸命働いてきた。年とってからこんなにひどい目に合わされるのはなんでや!」(76歳、女性)、「圧迫 骨折をして介護保険を申請したが非該当。手すりをつけたいが費用負担が大きいので困っている」(70歳、女性)、「ひとり暮らしで先がわからず、心配」 (89歳、女性)、「はり治療をしたいが高くて行けない。痛いのを我慢している。年金だけではしんどい」(79歳、男性)など、たくさんの声が聞けまし た。
還元金が活用できたことで、友の会の活動がまたひとまわり、豊かになった感じです。
石西寧子(友の会事務局)
■『いつでも元気』取扱所は、購読数五部以上から開設でき、還元金は一部につき一〇〇円です。見本誌(宣伝誌)は、12月号まで一部五〇円で取扱所にお届けします。詳しくは、保健医療研究所=TEL03(5842)5656へおたずねください。
いつでも元気 2007.10 No.192