特集1 おかしいぞ?マスコミ3 「ほっかいどう民医連」新聞でも紹介
高遠菜穂子さんがイラクにいく前の3月12日、函館稜北病院で「イラク問題を考える会」があり、高遠さんが講演。子どもたちの支援にあたるなかで、「私 はこの子たちに守られていると思いました」と語った高遠さん。「傷ついたイラクの人々の中に銃をもった人間が入ることを人道支援とは言わない」の言葉が参 加者の胸に響きました。
人質事件発生後、このとき撮ったビデオを病院はマスコミに公表。ところが福田官房長官はオフレコ発言で「なんでテレビ局は3人の出国前の絵(映像)を持っ ているんだ?(3人やその家族が)自分から売り込むのか?妙だよなぁ」(『週刊現代』)。
「高遠さんの活動・人柄を知ってほしいと思ったのに、とんでもない話です」と同病院事務の古岡友弥さん(27)。「高遠さんたちには早く元気になってほ しい。患者さんも激励のメッセージを送りたいと、何人もいってこられてます」といいます。
いつでも元気 2004.6 No.152
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