医学生、退院患者さんを訪問
兵庫・尼崎医療生協病院
当院の医学生の実習では、研修医のように患者さんを受け持って主治医となり、どうすれば安心して退院できるかを考える「患者受け持ち型実習」を行っています。今回はさらに実習に参加した学生が、退院した受け持ち患者さんの様子を見に行く「退院後訪問実習」を行いました。
9月17日、医師と看護師、MSW、理学療法士の協力の下、入院中に気になっていたこと、知りたいことをまとめてから訪問。患者さんは「楽しみにしてたで」と快く迎えてくれ、入院中のしんどそうな様子と違い、元気そう。生きがいだったお店を営業し、お客が来店するとさらに生き生きとして、地域で必要とされていることに喜びを感じているようでした。
医学生には、「患者さんにとって退院がゴールではなく、それからが大切」ということを実際の姿から深く学んでもらう機会になりました。
(岸本真千子)
いつでも元気 2017.1 No.303