手を取り合って
復興はこれから くまもと健康友の会
第35回当友の会総会を9月17日に共済会館で開催し、70人が集まりました。
当初は6月に開催する予定でしたが、熊本地震のため9月に延期していました。会場では「お元気でしたか」と、互いの無事を確かめ合う参加者が目立ちました。
初めに原田スミコさん(アコーディオン)、安田京子さん(ハーモニカ)の伴奏で合唱し(写真)、黙祷。上野美恵子会長は「復興はこれからです。すべての班で班会を行い、訪問活動に取り組み、飛躍の年にしましょう」と挨拶しました。
記念講演では寺内大介弁護士が「憲法に基づく震災復興」と題し、被災者支援は憲法25条に基づいて行われるべきと講演。また、役員を20年務めた古澤幸子さんの退任挨拶では、温かい拍手が送られました。
(太田泰三)
防災意識を高める 北海道・道東勤医協友の会
9月5日、当友の会大楽毛支部では避難訓練を実施しました。地震による被害は甚大なものになります。しかし、地震がいつ起こるかは誰にも予想がつきません。
「日頃から正しい知識を身につけて、いざ地震が起こっても慌てずに対処できるようにしましょう」との呼びかけで、参加者全員で大楽毛生活館から1・4km離れたバイパスまでの避難経路を歩きました。
避難にどのくらい時間がかかるか、避難場所はどこにあるのか、近くを流れる阿寒川の状況なども確認しながら、みんなで防災意識を高めた避難訓練となりました。
(佐々木孝雄)
公営住宅の見学へ みやぎ東部健康福祉友の会
8月4日、塩釜市の仮設住宅でお茶っこ会を行いました。この会は震災後5年間、定例で開催しています。血圧測定、医療・何でも相談、研修医による検診などを行い、参加者同士で情報交換をしました。
この後、7月に公営住宅に転居した2人の方から公営住宅の見学会の提案があり、部屋を見せてもらうことに。この方は家賃や新たなコミュニケーション作り、買い物の交通手段などを心配していましたが、偶然にも2人は隣の部屋だったので少し安心しているようでした。
10月には新たな公営住宅が完成し、仮設住宅からの転居が計画されています。友の会でも、今後どのように対応していくかの検討を始めています。
(佐藤久通信員)
いつでも元気 2016.12 No.302