みんなで挑戦
3キロの装具を着けて 北海道・札幌西・手稲健康友の会
9月15日、外来の看護師さんや医師のサポートを受けながら、高齢者疑似体験を行いました。専用のベストを着て、両脇のポケットに1kg、両胸に1kg、利き腕に500g、膝に500gと計3kgの装具。目には白内障の症状と同じような見え方になるゴーグルを着けて、「はい、どうぞ」と杖を渡されました。
視界はぼんやり、一歩踏み出すと体全体が地面に引き込まれるよう。右、左と意識して足を動かさないと進めず、後ろから声をかけられてもすぐには振り返れません。男性はさらに足に1kgの装具を着けての体験でしたが、スキーのために夏から体を鍛えているという方は軽々とした歩きぶりでした。
看護師さんは高齢患者さんの接し方の参考になり、私は日頃の運動不足を反省する良い機会になりました。
(坂野悠紀子通信員/写真・高際一男)
力作ぞろいのちぎり絵 東京・ももぞの健康友の会
当友の会は9月23日、定例のおしゃべり茶話会を開き、お楽しみ企画として新聞ちぎり絵を作りました。
ちぎり絵講師認定者の山本光子さんが「まず和紙のハガキに作りたい絵をおおまかに描いて、そこに好きな色や模様をちぎって貼って」と声をかけると、皆さん「来年の干支はなんだっけ」「飼っている猫にしよう」など、話しながら作品づくりに取り掛かりました。
実は新聞には、ちぎり絵に使えるきれいなカラーの広告や写真がいっぱい。迷いながらちぎって貼ります。出来上がった作品に消しゴムで作った落款を押したら完成。
初めての方がほとんどでしたが、力作ばかり。山本さんは一つひとつの作品を「色の組み合わせがいい」「ぶどうの房がどれも違う模様でおもしろい」と品評していきました。
「指が動かなくなってきている私でも、簡単にできて嬉しい」「迷いながら色を選ぶのが楽しい」と皆さんにっこり。来月はさらに良い作品をつくろうと散会しました。
(塚本晴彦)
大人も子どもも真剣 千葉健生病院健康友の会
夏休みお楽しみそば打ち体験が8月18日に開かれ、小学生と大人合わせて10人が参加しました。4班に分かれて、友の会員の指導のもと作り始めます。
そば粉の入ったこね鉢に強力粉をトントンとふるって入れ、両手でよく混ぜ合わせ、水を少しずつ加えて力を入れて練り込み、徐々に大きな塊にしていきます。これが一番難しい。
塊に打ち粉をして麺棒で薄く伸ばしていき、この生地をたたんで、大きな包丁で切ります。小学生も大人もみんな汗をかき、手を粉だらけにしながら真剣に取り組みます。完成するとようやく笑顔が戻ってきました。
「楽しかったよ」「とてもおいしかった」の感想に、指導した友の会員もほっとしました。
(山川久子通信員)
販売所交流集会を開催 岐阜健康友の会
9月1日、『元気』の新井編集長を招いて、販売所交流集会を行いました。どのような思いで編集をしているのか、全国ではどんな活動をしているかなどを聞き、良い刺激を受けました。
続いて販売所の担当者や読者の方などで体験交流をしました。「井戸端会議で『元気』の内容が話題になるといいね」「若い人や子どもが手に取りたくなるような本になるといいね」「友だちに勧めたら、読みやすいと好評だった。その人が読者を増やしてくれた」などさまざまな話が出ました。
岐阜は現在約700部です。1000部目指して頑張ろうと決意しました。
(加藤久美子)
いつでも元気 2016.12 No.302