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ニュース・プレスリリース

ヘリパッドは「NO」

沖縄 東村高江

写真 政府は沖縄県の東村高江で、米海兵隊のヘリ着陸帯(ヘリパッド)建設工事を強行しています。
 ヘリパッドは辺野古新基地建設や伊江島の基地機能強化と合わせ、沖縄県北部一帯を米軍の訓練・補給・出撃拠点とするもの。先の県民大会や参議院選挙で示された「もう基地被害はごめん」「怒りは限界を超えた」「海兵隊撤退を求める」という県民の意志に対する挑戦であり、民主主義を壊す暴挙です。政府は全国の機動隊も動員して工事に反対する住民を強制的に排除しています。
 7月21日には沖縄県議会でヘリパッド建設の中止を求める決議が挙がりました。現地の緊急抗議集会には、過去最大の1600人が集まり「沖縄は暴力に屈しない」と県民の揺るがない決意を示しました。沖縄民医連からも職員や地域住民ら約40人が駆けつけ、「これからもたたかいを強めていこう」と意気盛んです。
 戦後71年続く異常な米軍基地の集中とゆがんだ権力支配に、「子どもたちに米兵犯罪のない、基地被害のない平和な島を受け継ごう」と、沖縄は訴え続けます。
(県連事務局・高崎大史)

いつでも元気 2016.10 No.300