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ニュース・プレスリリース

支え合って

一〇〇回迎えた食事会 京都・山科健康友の会

写真 「一人で食事をするのはさみしいし、おいしくない」という友の会員の声を聞き、当友の会では二〇〇七年五月からひとり暮らしの高齢者のための食事会「すみれ会」を始めました。
 月一回、大宅診療所のデイケア室をお借りして開催。準備や片付け、参加者の送迎などはボランティアでやっています。毎回食事の後は日本舞踊や中国民踊、落語、歌声などをおこない、交流を深めています。
 五月一五日、すみれ会は一〇〇回目を迎えました。当日はマンドリン・ギターの演奏を聞き、ストレッチサークルの皆さんのボールとリボンを使ったストレッチ体操の発表(写真)もありました。
 これからもすみれ会を通じて地域の絆をしっかり繋ぎ、高齢者の暮らしを支える協同の輪をつくっていきたいと思います。
(久世順子・矢田真一)

初めての出前歌声喫茶 石川県健康友の会連合会 奥能登ブロック

 四月一四日、輪島診療所から六キロほど離れた山間地の集落で初めて出前歌声喫茶を開き、一一人が参加しました。きっかけは区長さんの「空家にカラオケの部屋を作ったから見に来いや」のひとこと。当日は歌声喫茶のセットを持って出かけました。皆さんで和気あいあいと歌い、楽しい時間を過ごしました。
 この集落には三十数世帯が暮らし、住民の大部分が七五歳以上の高齢者です。半数の世帯が友の会員ですが、以前は友の会ニュースは郵送していました。しかし三年前から「手配りなら声かけもできるし、送料も減らせる」と手配りに変え、友の会員とも親しくなることができました。
 二年前に初めて医療介護懇談会を集落で開催しました。その後は年に数回、懇談会を開くようになり、今年からは友の会ニュースを区長さんが手配りしてくれるようになりました。
(邑田真美通信員)

市民に根付いた健康まつり 東京・健生会

 五月一五日、第五回立川健康まつりをサンサンロードにて開催。来場者数は四五〇〇人にのぼりました。
 健康まつりらしく、健康チェックや体力測定、歯科相談、介護相談などのコーナーには多くの市民が訪れました。また、熊本地震の支援に行った職員が現地の様子を報告しました。
 食べ物の模擬店やちびっこ広場のミニSL、ポニー乗馬(写真)などには終始長い行列ができ、子どもたちは大喜び。子どもの写真を撮るお母さんお父さんの笑顔も輝いていました。毎年恒例の地元高校生や和太鼓サークルによる演奏を楽しみしている方も多く、立川市民に定着したまつりとなってきています。
 今回もっとも感動を呼んだのは、脳梗塞で右手に麻痺が残ったギタリストの患者さんによる左手一本でのギター演奏。リハビリ職員への感謝の言葉と自作の美しいメロディーに、涙する観客もいました。
(岡﨑いづみ)

畑をさらに広げて 愛媛医療生協

 当医療生協の生協農園は、今までの畑では手狭になったため、新たに約二〇〇坪の畑を借りました。草むしりが大変ですが、人海戦術にて汗をかきながら奮闘中です。
 今はジャガイモ六〇〇個、サトイモ五〇〇個、枝豆三〇〇株、トウモロコシ二五〇株を育てています。あまり手のかからないものを植えたので、作業は週一回です。借りている農園のオーナーがトラクターを持っているので、楽に畑を耕せます。肥料も近くの乗馬センターから無料でいただいています。
 いっしょに農作業をしてくれる人も、ぼちぼちですが増えています。これから暑くなるので、「水分を取りながら、身体に気をつけて収穫までがんばろう」と話し合っているところです。
(池本猛通信員)

いつでも元気 2016.8 No.298