楽しくにぎやかに
サルが風刺でチクリ 石川県健康友の会連合会
昨年当友の会連合会が結成され、支部を基礎にした活動に力を注いでいます。金沢北ブロックでは各地で「新春のつどい」を開きました。
金沢市内の浅野・明成地区では友の会をはじめ、民医連事業所・年金者組合・新婦人などが実行委員会を作って企画。当日は八〇人が参加しました。
今年の呼び物は、デイサービスのスタッフNさんの「三味線とミュージックケア」でした。懐かしい盆踊りの演奏で参加者は一斉に踊り出します。音楽に合わせて手や足を動かすので、自然と身体がほぐれました。
会場が沸いたのは「サル回し」の登場でした(写真)。浅野健康友の会の森尾会長扮するサルは、お年玉で大きな紙包みをもらいます。しかし、入っていたのが一〇〇〇円札と分かると投げ捨て、五〇万円の包みを見せられるとそれを受け取ってしまいました。甘利議員の「汚い政治と金」の問題を取り上げた風刺で、会場から大きな笑いと拍手が起きました。
(藤牧渡)
寸劇で大盛り上がり 東京・三多摩健康友の会
一月三一日、お伊勢の森福祉会館で当友の会の新春のつどいが開催され、九三人が参加しました。冒頭、河原支部長は「安倍内閣の戦争法強行や消費税増税、社会保障改悪。市政では公共施設の有料化など、厳しい年明けです。新春のつどいで勢いをつけて飛躍の年にしましょう」とあいさつしました。
食事休憩のあとはブロックごとに寸劇「サザエさん一家、二〇〇〇万人署名に立ち上がるの巻」や「アベ政治を許しません」、合唱、ひょっとこ踊り、琉球舞踊が披露され、大きな笑いと拍手につつまれました。
その後も保健委員が大腸がん検診を訴えたり、飛び入りで五人がカラオケで持ち歌を熱唱。みなさん楽しみにしていた福引きでは、景品があたると歓声が沸き起こり、にぎやかな会となりました。
(井上忠男)
組合員が力を合わせて 群馬中央医療生協
一一月二九日の夜、当医療生協大泉千代田支部主催で木琴奏者の通崎睦美さんをお呼びして、リサイタルを開催しました。会場の大泉町文化むら大ホールには約五〇〇人が来場し、素早いバチさばきで奏でられる木琴の音色に心を奪われました。終了後には通崎さんのサイン会も開催(写真)しました。
今回のリサイタルは「文化行事をやりたいね」という組合員の声を実現しようと企画。半年前から実行委員会で準備をすすめ、チラシ・ポスター作成や当日の運営、バスでの送迎まで、すべて組合員がおこないました。班会など日常的な活動を通じた組合員同士のつながりがあってこその成功だったと思います。
さまざまな特技や能力を持った組合員が力を合わせ、みんなの思いがひとつになれば、こんなことまでできちゃうのが医療生協の魅力なんだと改めて感じました。
(松尾初美)
念願の囲碁大会 東京・城北健康友の会
二月一〇日、当友の会志村さつき苑支部で囲碁大会を開きました。志村さつき苑は介護老人保健施設で、外に出ていく班会は難しいため、以前から苑内交流の場がつくれないかと模索していました。
苑内では愛好者が囲碁を打っていることが多く、当友の会にも囲碁好きの方がいたことからクラブを立ち上げることに。「苑に来ると囲碁が打てるから楽しい」「年を取ってもできる趣味を持ちたい」「リハビリより囲碁をやりたい」などの嬉しい声もあり、現在は月二回、苑の一角で通所者、ボランティア、地域の人を交えて楽しんでいます。
クラブ立ち上げから半年が経ち、ついに大会を開催することができました。ランクに合わせて二グループに分け、その中で対戦しました。どちらのグループも優勝者は女性でした。
(橋本富子)
いつでも元気 2016.5 No.295