安心して暮らせるまちを
初めてづくしの健康祭り 石川県健康友の会連合会 奥能登ブロック
一〇月一七日、初めて「健康祭り」を開催し、三五〇人が参加しました。これまでは「春のつどい」として開催していましたが、今年三月に全県の連合会になったので、他のブロックと合わせて秋に「健康」に重点を置いた催しにしました。
開催は三時間だけでしたが、ワンコイン検診は一六人、無料の健康チェックは六〇人が利用しました。新しく結成した能登町支部や珠洲支部の農産物や、手作り菓子の出品販売も賑わっていました。
懐かしい歌声喫茶、子どもの太鼓演奏、原水爆禁止世界大会の報告と「折鶴」の合唱など、新しい催しも大変好評でした。
(邑田真美通信員)
ハンドマイク初体験も 岡山中央福祉会
一一月一一日の介護の日、当法人の職員たちがJR西大寺駅前で、介護保険制度改善の宣伝・署名行動をしました。通行中の市民の方がたへ「みんなが安心できる介護保険を」と元気に対話。説明を聞いたある高校生は「私のおばあちゃんも老人ホームに入っています。職員さんも大変そうで…」と、こころよく署名をしてくれました。
今年入職した職員も、この日はハンドマイク初体験。最初は小さかった声も、市民の熱い反応に「署名をお願いしますっ!」と徐々にボルテージが上がります。集まった署名は八六筆。全国のなかまに連帯して、私たちもがんばっています。
(國塩聖和通信員)
共同組織の役割痛感 北海道・民医連道南ブロック きずな健康友の会
介護保険が改悪され、高齢者の不安は大きくなっています。一一月二〇日、この時期とは思えない暖かさのなか、ミニデイ「結い」に一九人が集まって介護保険の学習会を開きました。
講師は道南勤医協本部の甚田昌弘さん。安倍政権がすすめる介護政策は「自立・自助」の自己責任が基本で、保険料と利用料が高くなって低所得者にとって公的な制度が利用しづらくなることを、わかりやすく話してくれました。
話を聞いて、「安心して住み続けられるまちづくり」にとりくむ共同組織の役割の大切さを痛感しました。
(大田正春)
ケアマネジャーに呼びかけて 栃木保健医療生協
一一月七日、地域の居宅介護支援事業所のケアマネジャーに呼びかけて、勉強会・懇話会を開催しました。講師は宇都宮協立診療所の関口真紀所長で、「地域の連携でより良い看取りを」と題して講演をしてもらいました。「地域包括ケアの時代に高齢者の死をどうとらえるか?」という内容に、参加した三四人のケアマネジャーたちは真剣に耳をかたむけていました。参加者から質問や意見を聞くと、ある医師の心無い言葉で利用者さんやご家族が傷ついた事例など、いろいろな話が出てきました。
無差別平等の地域包括ケアをめざす民医連の姿に、地域のケアマネジャーも注目していることを実感することができる会となりました。今後も継続してとりくみたいと考えています。
(赤堀和彦通信員)
現地でわかることも 岡山医療生協芥子山支部
一一月一七日、地域のスーパーに集合して「危険箇所ウォッチング」をおこないました。地域の交通安全協会支部長、町会長、市会議員、組合員ら一三人が参加しました。
用水路のほとりの幅が狭くなっているところや急な坂道でガードレールが短いところ、住宅地から出てくる道の見通しが悪いところなど五カ所を調査。実際に現地に行くことでいろいろとわかることも多く、有意義な調査でした。
次回は一二月一五日に集会所に集まって、要望書づくりの話し合いをすることを確認し、散会しました。
(湯原明慧通信員)
いつでも元気 2016.2 No.292