今改めて
北海道から若者が 沖縄医療生協
一〇月一五日、辺野古のキャンプシュワブゲート前に北海道勤医協札幌看護専門学校の学生六一人が訪れ、基地建設阻止行動をおこなっている皆さんに大きな感動を与えました。
同校は約三〇年前から平和と医療の関係を考える機会を設けようと、毎年沖縄を訪れているとのこと。今回も糸満市のひめゆりの塔をはじめ、戦跡などを巡り、沖縄に基地ができた歴史や背景を学んでいました。辺野古を訪れるのは今回が初めてと言っていました。
この日、海上では台風対策とみられる沖縄防衛局の作業が確認されました。
(伊波宏俊通信員)
新たなスタート 宮城・仙台南健康友の会
「脱原発・ながまちアクション」は、この間の情勢と運動の発展を受けて一〇月から「原発も戦争もノー! たいはくアクション」へと名前を変えて、新しいスタートを切りました。
すっかり日が暮れた仙台市太白区長町の蛸薬師境内。足元も暗い中、五〇人を超える方が集まりました。主宰者から「戦争法も原発再稼働も、国民の命より大企業、軍需産業や原発関連産業の利益を優先するという点で根はいっしょです。戦争法廃止、原発再稼働をストップするために、この地域からも声を上げ続けましょう」とのあいさつがありました。
その後おこなったデモ行進では、小さいお子さん二人が「戦争反対」「平和が大事」と元気に声を上げてくれて、楽しかったです。横断幕もリニューアルしました。一一月からは雪も降り始めるので、昼間のデモになります。
(平尾伸二通信員)
職員の憲法カフェ開催 医療生協さいたま
九月三〇日、「気軽に憲法を学ぼう」と、職員を対象に憲法カフェを開催しました。講師には「明日の自由を守る若手弁護士の会」の竪十萌子弁護士を迎えました。
あらかじめ配布されたクイズを回答することから始まり、答え合わせでは○×の回答者数が拮抗する問題もありました。それぞれがなんとなく持っていた常識が覆され、そこを切り口に竪弁護士の講義が展開していきました。憲法改正や安保法制について、これまでよく分からなかった点が明確に整理され、その本質や問題点がくっきりと浮かび上がり、「うかうかと流されていたら大変な事態になる」と実感させられました。
竪弁護士の真摯なバイタリティーあふれる姿勢に感銘を受けた職員も多く、「ぜひ第二弾も!」との声が聞かれました。次回は組合員・地域の皆さんとともに参加できる企画を開催したいと考えています。
(大塚利江子)
いつでも元気 2016.1 No.291