戦争法案はノー
風船を飛ばして 北海道・道東勤医協友の会連合会
八月三〇日、道東勤医協健康まつりを開催しました。友の会連合会を結成した記念に始まった健康まつりも、今年で三〇周年を迎えました。
戦争法案で日本中が騒然となっている今、健康まつりが掲げる「憲法と平和を守り、健康づくり・暮らしに役立つまつり」のスローガンが重要になっています。健康まつりにあわせて募集した健康川柳の作品にも「平和を守る」「憲法を活かす」「戦争法案許すな」などが目立ちました。
高齢者住宅「すずらん」の詩吟サークルの発表、地域芸能「西庶路音頭」、太平洋太鼓の演奏、近隣の景雲中学校合唱部の歌声などもあり、三〇周年記念にふさわしい健康まつりとなりました。
最後は「戦争法案廃案! 安倍政権退陣! 8・30国会10万人・全国100万人行動」に呼応して、平和を祈念する風船を飛ばし、戦争法案廃案のステッカーを掲げました。
(亀井武通信員/写真・谷本清信)
電車の中で 東京保健生協
八月三〇日、「戦争法案廃案! 安倍政権退陣! 8・30国会10万人・全国100万人行動」に、当保健生協から病院職員と組合員有志が参加しました。
国会へ向かう電車の中でのこと。初対面の女性から「初めてデモに行きます。じーっとしていられなくて、プラカードをつくって一人で参加しにきました。いっしょに連れていってください」と話しかけられて、いっしょに参加することに。
小雨のなか、国会図書館前で傘もさせず長時間立ちっぱなしでしたが、体調を崩す人もなく、理事長をはじめ若い職員と声をあわせて「戦争法案今すぐ廃案」「安倍政権は今すぐ退陣」をコールしました。
(末浪和美通信員)
イケンちゃ戦争法案 山口・宇部協立病院
八月九日、安倍首相の地元である下関市で、山口県弁護士会と同下関地区会が共催して安保法制反対集会が開かれ、当病院の職員や組合員が参加しました。市内の数多くの市民団体も参加し、約五〇〇人の連帯で、会場の海峡ゆめ広場はヒートアップ。
長門市の僧侶、髙橋見性氏は「武器も兵隊もいらない」という意味の「兵戈無用」の書を掲げて、仏教の精神は憲法九条に通じると話されました。
全員で「違憲」と「いけない」を掛けた「イケンちゃ」のカードをいっせいに掲げてアピール。その後、参加者みんなで横断幕やプラカードなどを持って下関駅周辺をデモ行進しました。
(渡邊利絵通信員)
戦争法案で関心高く みやぎ東部健康福祉友の会
毎年恒例になった塩釜市の交流センターでの「原爆展」を、今年も七月二五日?二九日に開催しました。戦争法案が衆議院で強行採決されて参議院での審議中の時期にあたり、市民の方々の関心も高く、期間中に五〇〇人以上が来場しました。
写真を見ながら、「写真と同じことには絶対したくない」「四年前の震災後の状況と重なるところがある」「戦争法案はダメだ」と多くの方々が話していました。来年もより多くの方々に来場していただけるよう企画していきます。
(佐藤久通信員)
いつでも元気 2015.11 No.289