平和の願いを込めて7000羽
福井・社会福祉法人寿の会
老健あじさいの入所者さんが、戦後70年の節目に7000羽の鶴を折りました。
今年初めから折りはじめた石川タエ子さんは「やったぜ、ベイビー。私は右側の麻痺がありますが、がんばればできる。最初は1000羽でよいと思いましたが、職員が喜ぶ姿を見て5000羽までがんばれた」と言います。1000羽折った北出ひろみさんは「本当に平和な世の中になるように、鶴に願いを込めました。安倍首相がすすめる戦争法案を廃案にしたい」と。94歳の笹岡ちづるさんは「世界が平和になりますように。折鶴の前で写真が撮れて幸せ」と語りました。
折鶴づくりに協力したその他の方々も「仲間といっしょにお手伝いできて嬉しい」と話していました。折鶴は、平和の願いを託して原水爆禁止世界大会に参加する人に届けました。
(松原信也通信員)
いつでも元気 2015.10 No.288