今月のイイネ!
桜とお菓子と体操と 愛知・名南健康友の会
南木場班では、班員のみなさんが暮らす団地の桜を見ながら、桃の木の下で、抹茶やようかんなどのお菓子、フルーツをほおばりながら、それぞれ今年の健康目標を話し合いました。
友の会のラジオ体操に参加して体力づくりをしている方や、「二キロ減量できた」と言う方、「食生活や間食に注意しなきゃ」「引き続き現状維持で」など会話に花が咲きました。職員の指導を受け、みんなで体操をして終わりました。
(堀内政子)
熱烈歓迎、ようこそ先生 東京・健和友の会戸ケ崎ブロック
みさと健和病院(埼玉)では四月から四人の初期研修医を迎えました。当ブロックでは、友の会活動や地域を理解していただくために「熱烈歓迎」の集いを五月一六日に開催し、二〇人が参加。自己紹介から始まり、初期研修の制度についての説明も受けることができました。
懇談では、みさと健和病院やその紹介先の病院でがんの手術を受けた方や、交通事故で生死の境をさまよい、みさと健和病院で助けられた方、突発性難聴に苦しんでいる方など自らの実体験を語られ、「初心を大切に、悪慣れしないように」「患者を区別することなく、高い志を持って信頼される医師になってほしい」などの思いも伝えました。
(弓 正幸通信員)
青年ががんばります 北海道・老人保健施設柏ヶ丘
NPT再検討会議ニューヨーク行動の報告会を事業所でおこないました。
私はニューヨーク行動中の青年のつどいで「長崎に落とされた原爆は福岡県北九州市に落とす計画もあった。母は当時三歳で北九州市の生まれ。もし原爆が北九州市に落とされていたら、私は生まれていなかったかもしれない。そう考えると、未来につながる命をも奪う核兵器は一発もいらない」と発言。その話を聞いた利用者さんから「恐ろしいね。あんたがいないと思うと、戦争ってやっぱり駄目だよ」との感想があり、核兵器廃絶運動への気持ちがいっそう強くなりました。
核兵器廃絶は私たち青年にかかっていると思います。今年の原水禁大会に向けて、NPTの経験をもっと拡げていきたいです。そして、核兵器がなくなるその日まで歩みを止めず、仲間とともにがんばっていきたいです。
(有角拓矢)
放射能問題を学ぶ 宮城・若林健康友の会
五月一五日、一三人が参加した班会で、若林クリニックの水戸部秀利所長から放射能問題を中心にお話を聞きました。
水戸部所長は仙台で広島の被爆者の治療に携わりました。八歳で被爆した女性が、三七歳で胃がんなどを発病したこと、原爆症認定取得に七年もかかったこと、そして低線量被爆への警告などを話されました。
また福島第一原発事故に触れ、脱原発のためには政府がおこなおうとしている核廃棄物の過疎地への押しつけなどはせず、人類の負の遺産として管理すべきであると強調されました。
(大木れい子通信員)
ギター演奏で和やかに ふくおか健康友の会
当友の会は五月二三日、第一七回定期総会を開きました。参加者は一二八人。広い会場が満杯になり、熱気あふれる総会となりました。
文化委員会による初めての企画として、ギタリストの松下隆二さんをお呼びしてクラシックギターコンサートを開催しました。約三〇分の企画でしたがアンコールも出るなど、いつもの総会とは違った雰囲気で参加者の気分も和らぎ、午後の議事に移ることができました。
討論では五つの支部と二つの事業所から特徴あるとりくみが報告されました。全議案を全会一致で採択し終了。今年度も「楽しく元気な友の会」をスローガンにとりくんでいきたいと思います。
(北島修久)
早期発見が大切 山形虹の会友の会
一六回目となる当友の会総会を開催し、公益社団法人「認知症の人と家族の会」山形支部副代表の佐藤ひとみさんに講演をしてもらいました。
「早期発見・早期診断・早期治療はその後の生活を大きく変えるので本人にとっても家族にとっても重要」と話し、家族の会で作成した早期発見の目安が紹介されると、参加者から「全部あてはまるー」などの声があがりました。
また、個人で困ったときは地域包括支援センターや民生委員、役所などに相談する=「つながる」ことが大切だとのこと。最後に、「認知症の方に尊厳を持って優しく接し、理解することで本人にも介護者にもゆとりが生まれる」と話されました。
(小林美穂通信員)
いつでも元気 2015.08 No.286